どこを聞いていく?

投稿日:

おはようございます。

 

ケアプランについての相談がありました。

主任ケアマネが新人のケアマネに指導をするとき

どこに着目して話をすればいいのか?

どういうふうに相手に伝えれば理解してもらいやすいか?

 

その時に出されたケアプランは

高齢の夫婦が住む家の住宅改修。

まず、奥さんの方で段差解消をしているんですが

ご主人さんの方で手すりの取り付けをすることになっています。

 

しかしこの家、非常に大きな広いおうちなので

手すりをつけようにも長い廊下にふすまやガラス戸が入っていて

手すりを横に取り付けられず

数メートル離れた柱に縦に取り付ける予定とのこと。

 

本当にその手すりが使えるのか

そもそも、その手すりが必要なのか

判断がつかないとの話でした。

 

う~~ん、私も答えに困ってしまいます。

だってその人のことを直接見て知っているわけでもないし

家の中の環境も知らないわけなんですから。

 

住環境の調整を行うにあたって

住宅改修や福祉用具のレンタルを使うというのはよく行うことなんですが

住宅の見取り図だけで判断しようと思ってもなかなか難しいです。

やはり横から見たところや段差の高さ

その人が普段どこに座っているのか

トイレや玄関までの移動動線を見ないといけません。

 

ただ、それを書いた図面を見たとしても

それが本当に必要なものなのかどうなのかということは判断がつきません。

 

本人を知らない主任ケアマネがアドバイスできるとすれば

その結論に達するまでに他の手段を検討したのかどうかと言うことです。

 

「いくつもの方法を検討した結果

最終的にこのような結果になった。」

ということなら、仕方ないことだと思います。

 

また、その根拠となるアセスメントが

きちんと入っているかどうかも確認してください。

いくら口で説明できたとしても

肝心のアセスメントが全く中身のないものだったら

住宅改修や福祉用具どころか

ケアプランも必要ないという話しになってしまいます。

 

その利用者のためにアセスメントをしっかりとって

転倒予防や本人がしたいこと、目的のために

ここからここまで移動しなければならない。

そのためにはこの住宅改修が必要なんだということがしっかりわかればいいわけです。

 

住宅改修に至るまでに、その他の福祉用具など様々な手段を検討したけれども

どうしてもそれでは本人の状態には合わない。

最終的に不本意ながら本人の目的とするものを達成するために

この住宅改修に落ち着いたということなら

それは根拠のあるプランと言うことになります。

 

主任ケアマネが他のケアマネのケアプランについて指導をするとき

根拠となるアセスメントの確認と

そこに至るまでに他の方法も検討したのか

すべて検討したうえでこのプランになったのか

そういったことを聞いていきましょう。

 

では、今日も前向きにいきましょう!

 

関連記事