通知の解釈

投稿日:
acworksさんによる写真ACからの写真

 

おはようございます。

昨日、厚労省の通知をよく読みましょう
と、お伝えしましたが
「なかなか理解が難しいです。」
と、言う声もよく聞かれます。

確かに1人で読み込んでいたのでは
間違いに気がつくことができず
大事なところを読み飛ばしてしまう可能性もあります。

そんな時にぜひお勧めしたいのが
同じ事業所内や他の事業所でもいいので
ケアマネさん同士でしっかり読み込んでみると言うことです。

「ケアマネが少なくて・・・。」
というときは
事務系の方でも大丈夫です。

介護保険に関する専門的な知識がなくても
事務系の人はなかなか鋭く
素朴な疑問をぶつけてくれます。

ケアマネとは違う視点で物事を見てくれると
様々な気づきがあって
私たちの理解力、文章力を高めてくれることにつながっていくのです。

とにかくいろんな角度から文章を見て
この言葉ってどういう意味だろうと考えることが必要になってきます。

さらさらと読んで終わりではなく
一つ一つの言葉にこだわって
その意図するものを理解しておくようにしましょう。

特に国からの通知というものは
解釈次第によっては全く違った意味になってきます。

みんなでよく読んで
よく考えて
論点を整理したうえで
保険者にも確認してください。

「よし、よく読んで理解できたから大丈夫だ!」
なんて、安心してはいけません。

この「保険者への確認」
という、作業を怠ってはだめですよ。

自分たちの解釈と
保険者の解釈が違っていることがよくあります。

自分のほうが考え違いをしていることもありますし
反対のこともあるんですから。

保険者がどのように考えているのか
そこをくみ取っていかなくてはいけませんし
保険者のほうがおかしいと感じたら
「なぜ?」と何度も聞きましょう。

「そんなこと聞けないわ。」
では仕事になりません。
ちゃんと聞いて
分からなければ何度も質問して
おかしいと思えば
「その根拠は?」
を、確認しましょう。

「分からないし、保険者がそういうから。」
は、利用者への説明にはなりません。

ケアマネ自身がしっかり理解して
利用者への説明責任が果たせるようにしましょう。


では、今日も張り切っていきましょう!

 

関連記事

  • 住所に注意住所に注意 おはようございます。私のことを知ってる人はよ~~く分かってると思うけど […]
  • 居宅の届け出居宅の届け出 おはようございます。 保険者ごとに介護保険の申請の仕方が違う […]
  • 介護保険申請介護保険申請 おはようございます。 お金の相談とともに介護や福祉の相談もよ […]
  • 確認と説明確認と説明 おはようございます。 介護保険の給付管理をするのがケアマネの […]
  • 介護度の確認介護度の確認 おはようございます。 介護保険の暫定利用について書きましたが […]