飲みこみの判断

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はまこJAPANさんによる写真ACからの写真

 

おはようございます。

 

先週から飲みこみ(嚥下)についてのことを書いていますが
「医療知識のないケアマネでは
どこをどう見て飲みこみしにくいと判断して
歯科医師につないだり
ケアプランに導入していけばいいのか分からない。」

そんな声も聞こえてきます。

そうなんですよね。
どこをどう見て判断すればいいのか。
ケアマネは飲みこみ大丈夫と思っていても
歯科医師が診ると違うと言われたり。

反対に、ケアマネがみておかしいと感じても
歯科医師にどこがおかしいのか
その違和感を具体的に伝えられない。
説明が下手なので分かってもらえず
悔しい思いをしたなんてことはないでしょうか。

 

そんな時には「嚥下スクリーニングテスト」を。

 

「いや、それができないから困ってるんだけど・・・」

そうなんですよね。
専門的なことは分からない、できないから困ってる。

でも、今回教えてもらったのは
かなり簡単で具体的。

先生からも「誰がやっても大丈夫です。」
との、お墨付きです。

どんなものかというと
①反復唾液嚥下テスト
②改定水飲みテスト
③フードテスト
というもの。

①反復唾液嚥下テストでは
のど仏を挟んで指を3本あてて
そのままの状態でご本人に唾液を飲みこんでもらいます。

30秒の間に3回以上唾液を飲み込めれば正常。
2回以下なら異状ありと判定。
指をあてることでのど仏が上下するのを感じて判断します。

 

②の改定水飲みテストでは
中くらいのスプーン1杯の水をベロの下に入れて飲んでもらいます。

飲みこめて、かつ、呼吸が良好ならOK
飲みこんだときにむせたり、のどがごろごろいうのはNG
飲みこめても呼吸が乱れたり
飲みこめないのも、もちろんNG。

 

③のフードテストは
小さじ1杯の食物を舌の上にのせて飲みこんでもらいます。

飲みこめて、口の中に残留物がほとんどない状態ならOK
飲みこめるけど、口の中に残留物が明らかに残っている状態はNG
飲みこめない、呼吸が乱れるのは、もちろんNGです。

 

この3つのテストは誰が行ってもよいとのことで
ケアマネが行うことも可能。
テストまでは・・・ということなら
利用者が食事しているところや
お茶を飲んでいるところを見て確認することもできるでしょう。

そのうえで気になるようなら
近くの歯科医院で訪問診療をしてくれるところに相談したり
高松市では歯科医師会が訪問診療をしてくれる
歯科医院を紹介してくれるシステムがあるので
勇気を出して一度相談してみましょう。

その時に「嚥下スクリーニングテストをしてみた結果・・・。」
と、伝えればわかってくれると思いますよ。

 

医療系出身ではないケアマネには
医療へのアクセスは今でもしにくいと聞きます。

それでもいろんな研修を受けたり
人とのつながりを作っていくことで
少しずつ解決できるのではないでしょうか。

一度には難しくても
ちょっとずつ、前進していきましょう。

 

では、今日はちょっと寒いです。
暖かくして頑張りましょう!

 

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