「うち」と「ここ」

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おはようございます。

 

あなたは、いくつの顔を持っていますか?

 

え?何のこと?

と思う方

例えば、家庭でのお母さんやお父さんとしての顔

妻や夫としての顔

子どもとしての顔と

地域から見ると○○家の嫁、跡取り、息子や娘としての顔

職場でなら○○課の担当者

○○会社の社員

などなど。

いろんな顔を持っていますよね。

 

人はどこかの集団に属しています。

家庭だったり、地域だったり、会社だったり。

 

自分の子供を人に紹介するとき、どう説明します?

「うちの子供です。」

住んでいる地域を、他の人に紹介するときは?

「うちの地域では…。」

って、言う人が多いんじゃないでしょうか。

 

じゃあ、会社の説明をするときは?

「うちの会社では…。」

って言いますか?

 

それとも

「この会社では…。」

とか

「ここの会社は…。」

って言いますか?

 

似てるようだけど、違いますよね。

 

この言い方の違いは、帰属意識の違いなんですよ。

「うち」

っていう人は、帰属意識が強い人だと思うんです。

会社の中の一員としての意識の高い人。

 

自分の会社を「ここ」って表現してしまう人には、どこかよそよそしい

お客さんのような印象を受けてしまいます。

 

あなたがもしお客さんだったら

取引したいのは、自分の会社をなんと表現する人ですか?

「うちの会社では…。」

という人か

「ここでは…。」

という人か?

 

もし、買った商品が不良品だったら

どっちの人がきちんと対応してくれると思いますか?

 

「うち」というか「ここ」というかは

無意識に出ているのだと思います。

しかし、どちらを使うかで、その人の基本的な姿勢が分かります。

 

さあ、あなたはどちらを使っていますか?

どちらを使っている人と取引したいですか?

 

では、日曜日です。

暑いから海や川に行くのもいいかも知れませんね。

良い休日をお過ごしください!

 

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