しっかり伝えよう

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おはようございます。


この間は
「親と親のお金の話ができない。」
っていうのを書いたんですが
親だけじゃなく
「子供にお小遣いを渡しているが、うまく使えていないように思う。」
とか
「おじいちゃん、おばあちゃんが孫に小遣いをくれるのはいいけど
子どもがもらったとたんに無駄遣いをしてしまうので困っている。」
なんて、相談もあります。

でね

子どもって乾いてないセメントというか
乾いてないセメントや石膏なんかに手が触れると
そのまま指紋や形が残っちゃうでしょ。

そんな感じだと思うんですよ。

乾ききっていないうち
頭や思考の柔らかいうちに触れたものによって
その後の思考や行動って変わってくるような気がします。

三つ子の魂百まで
なんていうでしょ。

もちろん
それが全てってわけではないけど
やっぱり一番最初に触れるものはいいものにしてあげたい。
そう思うんですよね。

だから

お金の話にしても
「そんな話やめなさい!お金の話なんていやらしい!」
なんて言ってしまうと
「そうか、お金の話なんてしてはいけないんだ。」
と、思い込んでしまって
正しい知識を得ることができずに大人になってしまう。

うまく自分で正しい知識を得れればいいですが
間違った方向に行ってしまうと
一生を棒に振ることだってあるんですよ。

子どもに初めてお小遣いを渡すとき
チャンスだと思うんです。

一緒に
このお小遣いで何を買いたい?
今、何が必要?
それは、本当に必要なものかな?
このお小遣いで、ほしいもの全部買えるかな?
足りないとしたらどうすればいい?
本当に欲しいものはどれかな?
ほしいものが全部必要なもので
それを買ったらお小遣いが足りないとしたらどうする?

そんなことを考えて、話あってほしいのです。

ただし

ここで一番大切だと思うのは
我慢を押し付けることではなくて
「この先に目指しているもの、自分がしたいこと、手に入れたいことって何?」
って、聞いてあげること。

ここで、無理だろうなぁと思っても否定しないでね。

難しいことでも、実現できるかどうかは
本人の努力次第。
やる前からダメだって決めつけないで
あくまで楽しい話をしていきましょう。

夢を聞いてあげて。
夢を語らせて、お父さんやお母さんも一緒に語って
応援してあげて。

そこに、お金の話も絡んでくるんですよ。

理想を語るのはいいことですが
理想だけでは食べていけません。
必ずお金が必要になります。
日本人はここを抜かせてしまう傾向がある。

それではダメだと思うのです。

もっとしっかり現実をみて
必要なお金についても、家族で話し合ってみましょう。
それは小さなところから始めるのが一番いいのです。
お小遣いを渡すとき、望む未来と、お金の使い道とを一緒に考えて
強制ではなく、子供たち自身に選び取らせましょう。

失敗したっていいんです。
こどものうちの失敗なんて、大したことありません。
いっぱい失敗して学びましょう。
(うちもいっぱい失敗しました。💦
いまだに失敗してますが・・・。(笑))

お小遣いを渡すとき
お年玉をもらったとき
せっかくの機会を上手に生かしていきましょう。


では、今日も良い休日をお過ごしください!

 

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