ぜんぶ納得

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おはようございます。

 

昨日からの続きなんですが

長谷川先生の記事を読みながら

「そうか」と納得ができたところがあります。

 

先生が考案した長谷川式スケールは

認知症の専門医でなくとも使うことができ

質問の仕方によっては多少の違いが出ると思いますが

誰が行っても、ほぼ同じ結果がでてきます。

 

あまり深く考えることなく行えたり

その結果を目にしたりしていて

「長谷川式スケール」があることが当たり前だったんです。

 

でも、記事の中に

「認知症の方を対象とした調査を日本で初めてするとき

誰が診断しても同じ結果になるような尺度、スケールをつくりなさいと言われて

診断のために必要な項目を作り

結果が数値化できるようなスケールを発案した。」

という話があり

「そうか、誰でもできて、同じ結果が出るというのは

こういうふうに考えて作っているからなんだ。」

と理解できました。

 

よくできているものというのは

あまり気にすることなく

誰でも利用できるものなんですね。

 

また

認知症ケアに関わる姿勢も素敵です。

 

大事にしているのは「パーソン・センタード・ケア」の考え。

本人中心のケアとよく言われますが

先生は

「ちやほやしたり、言いなりになるのが良い、というわけではない。

「認知症の人と自分は同じだ」と考えること。

同じ目線に立って話すことが、とても大切。」

と書かれています。

 

まさに、その通りだと思います。

この考え方は、すべての人に当てはまるんじゃないでしょうか。

高齢者であろうと子どもであろうと

健常者であろうと障害者であろうと

同じ人であり、お互いに代えがたい存在であることを認め合うこと。

 

必要以上にちやほやしたり、言いなりになる必要はないのです。

その人を理解して、その人らしい生活が送れるよう

お互いを尊重しあうケア。

そんなものが必要なんだと思います。

 

この記事を読みながら

すごくすっきり、気持ちがよくなった私でした。

 

皆さんはどう感じましたか?

 

では、今日の台風はどうなるでしょうか。

今後の進路に注意して、早めの避難等に気をつけましょう。

外に出る人は運転など注意して移動してくださいね。

 

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