どっちが相談者のためか

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おはようございます。

 

先日、ハッとすることを言われました。

どんなことかというと

「優しいのはいい。
いいんだけど、その優しさは本当に相談者のためになっていますか?」

 

私も結構厳しい人なので
この意見には大賛成なんです。

ただ、それをきちんと伝えられているかというと
うまく伝わっていなかったり
回りくどく言いすぎて混乱させたり

反対に厳しく言いすぎて嫌がられたり。

 

その方は続けて

「言葉は選ばないといけないかもしれない。
でも、言わなくちゃいけないことは伝えましょう。
伝えるのと伝えないのと
どちらが本人のためになっているのか考えましょう。」

本当にそうですよね。

相談者のためなんですよね。

可哀そうだから
厳しく言うのが嫌だから
どうせできないから

そんな理由で厳しい意見を言えないままで相談者を放置することは
問題の先送りや問題の長期化、複雑化に拍車をかけてしまうかもしれません。

相談援助職の倫理観として
それはどうなんでしょうか?

 

そんなことを言っていたらあるところから電話が。

困った相談者がいて・・・

という相談だったんですが
相手の話を受け止めるだけでは問題は解決しません。

その方自身が変わっていくしかないんですよ。

だから、現状を的確に伝え
今後どうしたいかを相談者本人に考えてもらう必要があるよと話しました。

すぐには変わることができないと思いますし
一旦は変わっても、バイアスがかかるので
元の考え方や行動に戻ってしまう確率が高いのですが

それでも、きちんと現状を伝える

この基本姿勢を忘れてはいけないなと、
改めて強く考えました。

皆さんはどう思いますか?

 

では、今日も元気にいきましょう!

 

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