アセスメントからケアプランへ

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おはようございます。

 

昨日のアセスメントの続きです。

 

「アセスメントはなんとなく分かった。

いろんな質問をすればいいんやね。

でも、そこからどうやってケアプランにしていくのかが分からない。」

 

質問した人もそんな感じでした。

 

ここでも、毎度おなじみ

「課題整理総括表は使ったことある?」

って話をしました。

 

「も~、やだ。」

って人

 

これも、あきらめてください。

 

特に今回の相談のように

状態が悪いけれどもそれなりに安定していて

ケアプランが変えにくい利用者

そんなときにアセスメントを細かく行い

課題整理総括表を活用すると

新しいケアプランができる可能性があります。

 

アセスメントのことについて何度も

「情報を収集するだけじゃなくて、分析をしないといけないよ。」

と書いたと思います。

 

ところが、肝心の「分析」が、なかなかできないんですね。

 

それについては、ほとんどの人が同じ悩みを抱えていると思います。

 

そこで、「課題整理総括表」なんです。

 

この課題整理総括表ができたのは

同じように分析が苦手

どうやってすればいいのか分からないという人のために

「こういうのを使えば楽にできますよ」

って、国が出してくれたんですね。

 

相談者は

「更新研修なんかで見たことはあるけど、使ったことない。」

って言ってました。

たぶんほとんどの人が同じじゃないでしょうか。

 

それに

「ほんとに役に立つの?

めんどくさいだけじゃないの?」

って、手間がかかることを心配している人もいるかも知れませんね。

 

私も初めは疑心暗鬼でした。

 

でも、使ってみると

変わらないと思ってたケアプランが変わったり

問題の原因に気が付いたり…。

 

「案外使えるやん。」

 

っていうのが率直な感想です。

 

相談者にも

「一度使ってみては?」

とおすすめしました。

 

これですべてが解決するわけではありませんが

丁寧にアセスメントして、分析を行った後のケアプランは

誰が見ても読みやすく、その利用者らしいものになります。

 

毎回研修などで耳にタコができるくらい言われていると思いますが

ケアプランを読めば、その人が思い浮かんでくる。

そんなケアプランを目指していきましょう。

 

では、今日も蒸し暑いですが

水分補給しながら、後一日頑張りましょう!

 

 

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