アセスメントの話し2

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おはようございます。

 

子どものコーディネーター研修の続きです。

 

午後の山野先生の話しも以前聞いたことがあって

とても分かりやすくて勉強になったっていう記憶があるんです。

 

今回もほんとにそうでした。

 

前半は子どもの貧困問題や学校をプラットホーム化する話し。

子どもに「勉強しなさい。」って口うるさく言うことが多いと思うけど

山野先生の調査結果からは長時間勉強して成績が上がるのは

所得が中央値以上の世帯の子供のみ。

 

また、耳塚寛明氏の報告から

家庭に本がある子供は学力が高くなる傾向があるとの話

(暇なときにごろごろしながら本が読める。

すぐ手に取れる環境があるということ。)に

なるほどと思いました。

 

後半では

「効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラム」の話し。

 

スクールソーシャルワークでも

エビデンスに基づく支援を行うことが勧められているそうで

どういったところを見るべきかというものが

先生の研究から明らかになっています。

そこをアセスメントし、適切なアプローチをしていくと

大きな効果が得られるということが実証されているそうです。

 

以前、家族支援の講義でも同じことを言っていました。

 

「プランがうまくいかないときは見直し(モニタリング)をして

変えていかないといけない。

再アセスメントしてプランニングしなおす。

決して効果のない、同じことをやり続けてはいけない。」

 

介護保険のケアプランも同じです。

効果のないケアプランをいつまでも続けてはダメですよね。

 

また、こうも言いました。

 

「根拠があるプランを作るためには

根拠に基づいた的確なアセスメントをしなくてはならない。」

 

「アセスメントが適切に出来ていないと

効果的なプランにはならない。」

 

ケアマネの皆さん

「介護保険でエビデンスなんてめんどくさい事言い出して

介護ではそんなこと馴染まないわ。」

そんなことを言ったり、思ったりしていませんか?

 

今ではどの分野でもエビデンスを求められます。

どの分野の人も頑張ってます。

私たちも

常に根拠を意識しながら業務を行って行きましょう。

 

では、今日も笑顔でいきましょう!

 

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