ケアマネの未来

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おはようございます。

 

先日の日本介護支援専門委員協議会の全国大会の続きです。

 

第一分科会の最後にコメントをしてくれた

石山麗子先生がおっしゃっていました。

「平均年齢50歳以上の専門職は他にはありませんよ。」

 

う~~~、確かに。

 

また

「勤続年数10年以上の人が多い。」

とも。

 

続けられるのはいいことだと思うんですが

確かに妙齢のケアマネが多いですね。

 

で、何を言いたいのかというと

「今やってる人のあとに続けてくれる人が出てくるかどうか。」

が大問題なんだということ。

 

若い人が次々入ってきてくれる仕事にしないといけない。

将来「ケアマネになりたい!」って人を増やさないといけない。

 

子どもが、「看護師さんになりたい!」というのは聞いたことがあっても

「ケアマネになりたい!」っていうのは聞いたことがないわな~~。

 

じゃあどうすればいいのか。

 

先生が言うには

「ケアマネジメントを学問にしていかないといけない。」

んですって。

 

「今のケアマネは確かに頑張ってる。

でも、頑張ってるだけで

実践が単なる経験値の域から出ていない。

経験を研究に語らせて証明していく。

そういうことを繰り返していかなければならない。」

のだそうです。

 

出来たこと、出来なかったことを数値化する。

研究の中で使う用語や使い方なども

全国で同じように使える、標準化したものを使って

皆が同じ話をできるように作っていかないといけない。

 

そんなことをおっしゃっていました。

 

医療はしっかりエビデンスがあるのですが

介護・福祉では主観的なものが多く、客観的な研究が少ない。

それでも経験したことを言語化し

形にしていかないと

制度を作ったり動かしたりしていくことができないとのこと。

 

「現場で仕事をしているケアマネから

どんどんと学術研究を行って、言語化し

ケアマネ論を深めていきましょう。」

と言っていました。

 

ケアマネってできてからもう17年

でも、まだ17年なんですね。

 

誰もがケアマネを知っていて

若い人が将来の夢は「ケアマネ!」って言ってくれるようにしたいですね。

 

では、月曜日です。

今週も晴れの日が続きそうです。

熱中症にならないよう気をつけて

元気にいきましょう!

 

 

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