スキーマ

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acworksさんによる写真ACからの写真

 

おはようございます。

 

今日のタイトルを見て
「スキーマって?隙間の間違い?」
と、思った人?

絶対いるでしょ?

かくいう私も
始めは「隙間??なんじゃ?」
と、思いました。笑

 

この「スキーマ」というのは心理学で出てくる言葉。

こんなの知ってるでしょ?
「ルビンの壺」とか
「羽飾りのついた帽子をかぶった若い女性と老婆」の絵。
ルビンの壺は色を付けると壺に見えるけど
白黒にしてみると、向いあった人に見える。
もう一つの女性も同じ。

物の味方というのは
その人の知識や経験によって変わってくることがあるから
同じものを見ても人によって違って見えるんですね。

いわゆる
「思い込み」とか
「フィルター」って言うものです。

これを心理学でスキーマって言うんですって。

 

今書いた例は
物の見え方について
人それぞれ思い込みやフィルターがかかるってことなんだけど
文章を読んだり、人の話を聞くときにも
このスキーマが働くそうです。

例えば
怖い映画を見た後
部屋を暗くして寝ようとしたとき
ちょっとした物音にびくっ!としたことない?

これも前の経験が働いて
些細な物音を勝手に怖い映画と結びつけてしまう。

PCで文章を書いたときに文字の変換を間違えてるのに
何度読んでもスムーズに読めてしまう。

これもスキーマが働いて
物事の認識を狂わせている。

 

こんなふうに書くと
「スキーマって悪いことばっかりやん。」
と、想いがちだけど
うまく使えば自分をよく見せることもできる。

自分のブランディングにも使えるんですよ。

相手に与える印象を
このスキーマを使って操作し
ちょっとした失敗も許してもらえるような関係を築くこともできる。

詐欺師の手口みたいなもんだな。笑

でも、効果的に使うと
自分をよく見せたり
信用してもらいやすくなる。

 

ケアマネや人と会う仕事をしている人は
こういったものを使っていくと
うまく人と関係を結べるかもしれませんね。

 

で、こういったのを書いてるのがこちらの本。↓
https://honto.jp/netstore/pd-book_01671367.html

クリティカル進化論

漫画が使われてるので読みやすいけど
中身については「う~~ん」と理解に時間がかかることも。

でも、結構面白いのでお勧めです。

 

では、今日は月曜日。
今週も頑張っていきましょう!

 

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