リハビリテーションマネジメント加算

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おはようございます。

 

昨日もリハビリテーション会議に医師が出席できるように

テレビ会議でもいいって認めないか…なんて話が出てるって書きました。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000184011.pdf

 

単位を取りやすくするのが目的らしいんですが

甘い話ばかりではないようです。

 

第150回の会議資料の一番最初の論点1に

「医師の指示の内容を明確化して、評価するとともに…」

って書かれてて

単純に医師が会議に出席したからと言って

加算を算定できるってことにはしないみたいです。

 

加算を算定するために新たに要件を追加しようとしています。

 

まず

医師は毎回のリハビリテーションの実施にあたり、詳細な指示を行うこと。

 

これは昨日も書きましたよね。

リハビリテーション実施の有無だけでなく

実施上の留意点や運動負荷、中止基準、目的等を書けってことですね。

 

そして

医師が一人の利用者に対して

3カ月以上のリハビリテーションが必要と判断した時には

リハビリテーション計画書の備考に継続利用が必要な理由を書くこと。

 

この件も以前から問題視されてますね。

訪問でも通所でもリハビリテーションを利用するときは

終わりを決めて(期限を決めて)利用するようにと

ケアマネに対しては指導があります。

 

でも、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションは

病院とくっついていることが多いので

終期を決めてプランを立ててもひっくり返されるのが常です。

 

ケアマネの中にも

「先生が言ってるから…。」

みたいに答える人もいます。

 

でも、そうじゃなくて

「リハビリテーションは3か月が基本ですよ。

それを超えるときは妥当と思える理由を書かなくてはいけませんよ。」

っていうことをはっきりと打ち出してきたんですね。

 

これはケアマネにとってとてもありがたい話だと思います。

適切なケアプランを作ろうと思っても

医師と利用者がいつまでも使い続けたくて聞いてくれない。

機能の向上などが目的にならずに

使い続けることが目的になってしまっている。

そんなケアプランを作るしかなくなっているケアマネさん。

チャンスですよ。

適切なケアプランに変更していきましょう。

 

効果のないケアプランをいつまで続けても同じです。

効果がないと思ったら、モニタリング、アセスメントをして

変更していきましょう。

それを阻む要素が少なくなるんです。

有効に活用しましょうね。

 

では、金曜日です。

後一日元気にいきましょう!

 

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