世の中銭でっせ~

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おはようございます。

 

自立支援協議会っていうのがあるの知ってますか?

障害分野の人や事業所が参加している

介護保険で言うと居宅介護支援事業者連絡協議会みたいなもの(かな?)。

 

そこでもいろんな研修をしているのですが

先日、ちょこっと参加してきました。

 

皆さん、熱心に参加してて

いろんな話が出てきました。

 

ただ、その中で気になったのが「お金」の問題。

 

必要なサービスだと思うけど、お金がないから使えない。

自己負担がもったいない。

同じもので無料のサービスはないのか。

支援者はどうにかしてほしいと思ってサービスにつないでいるのに

サービス実施者は本人の意見を聞くので

契約を終了してしまう。

 

ふん、ふん。

 

お金がないから…というのは、障害者が65歳になって

障害福祉サービスから介護保険サービスに移行して

1割の自己負担が発生するようになったときに

よく聞かれる言葉です。

 

でも、介護保険でも減額になる場合もありますし

4月以降は「共生型サービス」の利用に限って

1割の自己負担を軽減する措置が始まります。

(軽減措置を受けるには要件があるので確認してください。)

http://www.joint-kaigo.com/article-5/pg144.html

 

さまざまな支援策がありますので

少しでも負担が軽くなる方法を探しましょう。

 

ただ、ちょっと気になったのは

何でもタダがいいという雰囲気です。

 

申し訳ないですが、制度以外のインフォーマルなサービスは費用が掛かります。

これは当たり前の話しです。

皆生活の糧を求めるために仕事をしています。

タダのものはありません。

障害があるから、高齢だからタダにしてというのはおかしいと思います。

 

価値のあるものには費用がかかる。

それを安くしてほしい、タダにしてほしいというのは

その仕事についている人に対して

すごく失礼ではないでしょうか。

 

一方で障害のある人が十分な収入を得られる職業に就けない

ということも問題だと思います。

今後、制度改正もあって障害のある人の就労支援や

所得の向上にも取り組んでいくと思いますが

皆が生きがいを持って暮らせる社会になるといいなと思います。

 

では、インフルエンザが流行りだしたようです。

手洗い、うがいをしっかりして、予防に努めましょう!

 

 

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