世間話のように聞き取りを

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おはようございます。

 

アセスメントのときの聞き取りの仕方について話をしていると

「そんな尋問しているようなことはしたくないんです。」

というケアマネがいます。

 

う~~ん

私もそんなにできてないから
あんまり人のことも言えないんだけど

きつい言い方をすると

もし、自分が尋問だと感じているのであれば
そのケアマネの質問の仕方に問題があるんじゃないかな・・・?

アセスメント項目って23項目あって
それを全部聞き取らなくちゃ!
と思って、その順番のまま型どおりに聞いてしまうと
そりゃ利用者にとっては「なんだその聞き方は!」
と、怒ってしまう可能性もあるよね。

言葉尻がきつくなったり
次々と質問を繰り出してしまって
なんだか利用者もしんどくなってしまう。

だから”尋問”と感じてしまうのでは?

 

じゃあ、そんなふうに感じない
利用者を不機嫌にさせないケアマネはアセスメントをしていないのか?

そんなことはないですよね。

うまく質問して情報を聞き出せているケアマネをよく観察してみてください。

型どおりに質問はしていないと思います。

 

利用者がリラックスしている状態で
雑談のように話をしながら必要な情報を聞き出していってるのではないでしょうか。

 

相当なテクニックが必要だと思いますが
利用者が心を開いていろんな話をしてくれる、心の内を教えてくれるためには
やはり信頼関係が必要です。

尋問のように感じられてしまっては
本当のニーズを引き出す事は難しいと思います。

自分の思った通りの答えを引き出そうとするのではなく
相手のありのままを受け止めるようなつもりで
ゆっくりと心を開くような努力をして話を聞いてもらえたらと思います。

そして、雑談のような聞き取りの中から
必要な情報を集めて、そこから分析、ケアプランの作成をしていきましょう。

なかなかテクニックが必要かなと思いますが
少しずつでいいのでやってみてくださいね。

 

では、今日も前向きにいきましょう!

 

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