人生会議からケアプランへ

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おはようございます。

 

昨日の話を読んで

どう感じましたか?

 

ポスターに賛成の人も反対の人もいるでしょうね。

 

ACP(アドバンスケアプランニング)の話を聞くと、毎回

「ケアマネのするアセスメントや

ケアプランの作り方と同じだな~。」

って感じるんです。

 

そう思いませんか?

 

「どこが?」と思う人もいるかもしれませんが

私はとっても似てると思うんです。

それは

利用者の本当のニーズ(気持ち)を聞き取って

その人の望む暮らしを実現することを目的としているからです。

(決して死に向かっていく

亡くなるための準備ではないですよ。)

 

そのためには利用者の表面上のニーズではなく

心の中にある

もしかすると本人も意識していない

気付いていないニーズを導き出し

本人に自分で決定してもらう。

もしかするとできないことも出てくるかも知れない。

そういう時は自分の価値観を明らかにすることで

新たな選択肢を作り出すこともできる。

そして

本人が主体的に関わることで意欲を高め

本人の望む質の高い生活を目指していく。

 

ね?

ケアプランってそうやって作ってるでしょ。

ACPの手順とも同じですよね。

 

ケアプランもしっかりと利用者や家族の話を聞くところから始まります。

話を聞いて、その語られた内容だけでなく

利用者や家族の表情、態度

室内の状況や飾ってあるもの

隣近所の人との関係性などから

その人の本当のニーズを導き出していきましょう。

その人が楽しいと感じる暮らしを手に入れるために

利用者に情報を提供して

利用者本人に考えて、選択してもらってケアプランを作りましょう。

 

もしも、提供した情報の中に

本人の希望にぴったり当てはまるものがなくても

価値観が明らかになっていれば

新たな情報を探し出したり、作り出したりできる。

 

そうやって、本人が

「楽しそう。やってみたい。」

と言えるケアプランにしていきましょう。

 

「言うは易し、行うは難し」

それは重々わかっていますが

行動しないと何もできませんよ。

 

では、前向きに頑張りましょう!

 

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