伝え方2

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おはようございます。

 

昨日の伝え方から、ちょっと思い出したんですけど

医療に関する話です。

 

今、医療は細かく機能や役割が分けられています。

 

昔、病院に入院したら

「3カ月は居られる」

と言っていました。

しかし、今は高度な医療を提供する救急病院で手術を受けたら

ほとんどの場合

「2週間で退院して下さいね。」

って言われるんですね。

 

一般の人の頭の中では

まだまだ「入院は3カ月」

というのが色濃く残っているので

「なんで⁉︎」

ってなっちゃって、トラブルになったなんて相談も。

 

医療者の頭の中では

手術が成功すれば治った

一般の人の頭の中では

入院前の状態になったら治った

と捉える。

 

そこに大き認識の違いがあるんですが

だれもそこに触れずに話を続けるので

いつまでたってもかみ合わない。

 

で、利用者に味方してケアマネが

「もう少し入院させてくれませんか。」

なんて言おうものなら…。

 

まあ、これ以上は言いませんが。

 

医療の機能、役割が違うということは知っているのですが

その詳しい内容となると

私達ケアマネや医療現場を経験していない社会福祉士は

利用者と同じくらいの知識しかないので

ほとんど理解出来ないです。

 

でね、この説明責任は医療者側にあると思うんです。

在宅を中心に関わっているケアマネには

医療の説明はできません。

間違ったことを伝えてもいけませんし

ケアマネがすべてを知っているわけでもありませんしね。

 

「いやいや、医療側もちゃんと伝えてますよ。」

そんな声が聞こえてきそうです。

 

が!

 

昨日も書いたように、相手に分かるように伝えないと意味がないんです。

利用者、家族は医療者側には、自分が不利になると困るので

直接苦情を言うことは少ないと思います。

でも、ケアマネや他の相談機関にはけっこう苦情を言ってるんですね。

 

「私はちゃんと伝えたのに。」

そう思う気持ちも分からないでもないですが

そもそも基本的な認識が違うんですから

丁寧に、相手に伝わる伝え方をしましょう。

 

では、今日は雨が降るんでしょうか?

涼しくなってくれるといいんですけどね~。

後1日、笑顔でいきましょう!

 

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