合いの手は、はひふへほ

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おはようございます。

 

長時間の相談

というか

相談にならない愚痴みたいなのを聞かされることってないですか?

 

相談を受けながら

「何と答えたらいいんだ?」

って悩むことないですか?

 

昨日、長時間話を聞いてあげてる人がいたんですよ。

気になったので、横をちょろちょろしながら

少し聞き耳を立ててたんですが

どうも愚痴を延々と言ってるんですね。

 

で、終わった後にその人から

「あれは、私が悪かったんでしょうか?

私が何も答えてあげられなかったから

長時間話をしていたんでしょうか?」

って。

 

真面目な人だよね。

 

私の返事は

「悪くないよ。」

 

だってその人、答えがほしかったんじゃないんだもん。

ただ、愚痴を聞いてほしかっただけ

自分の気持ちに、うんうんって頷いてくれる人がほしかっただけなんだもん。

 

これって、よく言う男と女の違いみたいなやつだよね。

 

妻や彼女が「相談があるの。」っていう。

会社や人間関係の不満や悩みを言うから

夫や彼氏は「こうしたらどう?」なんてアドバイスをする。

するととたんに妻や彼女は不機嫌になり

「あなたは何にも分かってない!」

って怒りだしちゃう。

夫や彼氏はなぜだかわからずにアタフタ。

翌日妻や彼女は自分の女友達に

夫や彼氏がいかに女心が分からないかを話して大いに盛り上がる。

 

女同士はそのあたりがよく分かってるはずなんだけど

相談支援の場では同じ女同士でも

この「話が通じない」状態が起こってくる。

 

それはひとえに「相談者の悩み事を解決したい」っていう

支援者の気持ちがあるからなんですよ。

 

ここに、相談者の気持とのずれが起こってくる原因があるんです。

 

支援者はやはり解決を一番に考える。

それ自体は悪いことじゃなくて

最終的には必要なんだけど

まずは言いたいことをしっかりと吐き出させてあげる。

そこが必要なんじゃないかな~と思う。

 

しっかり気持ちを吐き出させて

それを相槌を打ちながら聞いてあげると

最後は相談者が自分で答えを出してくる。

それまで待ってあげることも重要なんだよね。

 

ただ、ときどき

「それでどう思ったの?」

「どうした方がいいと思う?」

なんて質問を投げかけてみましょう。

 

質問を投げかけられると人の脳と言うのは

勝手に答えを出そうと考え始めるんです。

しっかり気持ちを吐き出したら

次は自分で答えを探してもらいましょう。

 

支援者はタイミングを見て

そのきっかけを作るだけ。

あまり余分な声掛けは必要ないんですよ。

 

件の長時間話を聞いてあげてた人には

「しっかり話をさせてあげて。

ただ、途中に合いの手で「は~、大変ですね~。」とか

「ひゃ~~、よくできますね。」とか

ちょっと大げさに頷きながら言ってみて。」

 

「基本は「は・ひ・ふ・へ・ほ」よ!」って伝えました。

 

嘘だと思う人

一度試してみてください。

 

ただし、自己責任でお願いします。笑

 

では、金曜日です。

今日あたり、忘年会の人も多いでしょうね。

夜の楽しみに向けて、今日一日頑張りましょう!

 

 

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