吉野家に見るコンプライアンスの重要性

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おはようございます。


今日はちょっと堅いテーマで。

今週テレビをにぎわしているのは、
吉野家の元常務が、社会人向けの講座でした発言。

若者向けというか、若い女性向けのマーケティング戦略についてだったようですが、
「生娘がシャブ漬けになるような企画」
というような発言をしたらしい。

このままの発言だったのかどうか、
そこは分からないんですが、
参加していた女性がSNSに書き込んだことで炎上。

18日付で常務を解任されるという事態になったようです。

どこが問題

どう思いますか?

SNSに書き込んだ女性や、世間の反応は、
「女性蔑視だ!」
という趣旨の発言が多かったように思います。

でも、果たしてそれだけなんでしょうか?

私の意見としては、
女性蔑視や田舎を馬鹿にしているというのはもちろんですが、
一番気になったのは、
「使った言葉が不適切」
というところです。

あたかも、吉野家にそういった関係の人がいるような印象を与えてしまった。

ということです。

実際、関係のない吉野家の店舗にクレームがあり、
その中で「シャブを売っとんか?!」
と言われたとのこと。

これにより、企業のイメージを著しく悪くさせた、貶めたといえると思います。

もう一つ

言った本人については、確かによくないと思います。

ただ、前後の脈絡が分からないので、
私たちニュースを聞いただけの人間には、
なんとも言えないというのが私の意見です。

ただ、別の見方をしたとき
この書き込みをした女性についてはどうなのか?

どうやら、講座を主催した大学側には抗議し、
大学側からの謝罪もうけているそうですし、
この時にはすでに退出していた本人からも、
すぐに直筆の謝罪の手紙をもらっているとのこと。
大学も吉野家もHP上に、講座の翌々日には謝罪文を上げてもいます。

なのに、SNSに上げる。
(SNSに上げたタイミングは分かりませんが。)

これは、どうなんだろう?

正義感なんだと思う。
そこは理解できるし、
私も腹が立ったらするかもしれない。

けれども、あえて言うと、
これもコンプライアンス的によくないのではないかと思う。


というところで、長くなったのでまた明日。

 

では、少し天気が下り坂のようですが、
今日も元気にいきましょう!

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