大先輩の生き様

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おはようございます。

 

昨日の高校野球決勝は大興奮だったみたいですね。

ダイジェストで見ただけでも感動しました。

 

さて、話変わって

介護や認知症に関わる仕事をしている人ならだれでも知っている

「長谷川式スケール」

これを考え出した長谷川先生が認知症になっているそうです。

http://bunshun.jp/articles/-/8562

 

っていうか

私、失礼ながら

長谷川先生がご存命なのを存じ上げず

大変失礼いたしました。汗

 

しかし、お年を見ると89歳。

再度、失礼ながら

認知症になっても仕方ない年齢かと…。

再び汗

 

自分もいい加減な年齢になってきて

昔、一緒に仕事をしていた

その時に今の私より年上だった人から

たびたび

「あなたは、若いから分からないのよ。」

っていう言葉が思い出され

「ああ、こういうことだったのか。」

と、実感を伴って理解できるようになってきました。

 

その時には分からなかった

歳をとってくれば物忘れも多くなる

新しいことが覚えにくくなる

なんてことが、徐々に自分にも起こっていると感じています。

 

なので

長谷川先生が89歳でお元気でいられて

なおかつ

ご自分が認知症になっていることを理解して

そのことについていろいろと発表されているということについて

驚きと尊敬の念を持って記事を読みました。

 

長谷川先生は認知症研究の第一人者ですから

さぞご自分の症状やその後の進行について

不安に感じられたのではないかと想像しました。

 

しかし、さすが専門医です。

詳しく検査をして認知症のタイプを明らかにし

どういった症状が出るのか、もちろんよくご存知ですから

心配しなくていいだろうと考えたそうです。

 

認知症については高齢になれば誰にでも起こりうることと腹を決めて

ありのままを受け入れ、自分でできる範囲のことをする。

 

さすがだな~。

 

そうですよね。

私も自分の認知能力が低下してきているのを感じています。

歳をとるということはそういうことなんですよね。

誰にでも起こることなんですよね。

 

だけど、そういうふうに考えるだけじゃなくて

週1回デイケアに通うようになり

そこで介護職員と関わることで、スタッフの気配りに驚き

新しい体験を楽しんでいる。

 

その経験を周りに発信し

まだまだ世の中を変えていこうと問いかけている。

 

歳をとっても

認知症になっても

出来ることをする。

それが他の人のためになることなら、なおいい。

 

誰もが長谷川先生のような達観した生き方ができるわけではありませんが

見習いたい、目標にしたい大先輩だと思いました。

 

では、台風も気になるところですが

今日も張り切っていきましょう!

 

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