大手企業のリストラ

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おはようございます。


先日、テレビを見ていたら、
大手企業が業績は良いのに社員の早期退職を募っているといっていました。

この話、知り合いの大手企業にお勤めしてる人から聞いてたので、
びっくりはしませんでしたが、
あ~、本当なんだなぁという感じでした。

しかし、一方では定年延長や定年の撤廃も進んでいるのに

なぜ早期退職者を募るか

不思議に思いませんか?

なぜ、早期退職者を募るのかというと、
①業績が悪いので、人員削減をする。
という場合と
②黒字だけど会社の若返りを図るために、給料の高い人に早期に辞めてもらう。
という両方があるようです。

①の方は理解しやすいですよね。
業績が悪化しているのに、
大勢の社員を雇っておくことができない。
会社が倒れないために、早期退職や希望退職者を募る。
出てこなければ、いわゆる「肩たたき」をして、
リストラをしていくのが企業というものです。

②は黒字なのに、早期退職させる。

これは、もう昭和的な働き方、
終身雇用、年功序列の昇進制度、昇給制度が
過去のものであるということを顕著に示していると思います。

定年延長などというのも国が言っているのであって、
企業としては役に立つ社員だけを雇いたいわけです。

コロナであらわに

2年前から流行した新型コロナの対応で、
リモートワークが多くなりましたね。

リモートワークができない、
50代の社員、使えない・・・というのがあらわになったため、
使えない社員はさっさと辞めさせて、
使える若手社員をしっかり登用しようという流れになった、
なんて話も聞きます。

確かに、私の知ってる人の中にも、
50歳代、管理職、PCやITスキルが皆無の人います。(笑)

全部部下がやってくれるので、
Microsoft officeの機能やPowerPointを使う必要もなく、
出来上がったものをチェック(口をはさむ)するだけ。

今までならそれでよかったんですが、
新型コロナになり、直接面前で指示ができず、
オンラインになったことで、その使い方もわからない。
修正をしようにも、どこをどのようにと指し示すことができないなどなど、
いろいろと支障が出るようになってきました。

企業としては、この機会に本当に仕事ができる人だけ残していく。

そういった方向に舵取りをし始めたということでしょう。

危機感を持とう

でも、うちはそういう企業じゃないから。
人で不足だから、やめてなんて言わないはず。

そんな思い込みは捨てましょう!

大手企業で起こっていることは、
これからの日本の方向性だと気づきましょう。

自分が早期退職の対象にならないように、
いろんな勉強、努力をしましょう。
もし、肩たたきされても大丈夫なように、
お金も貯めて、スキルも上げておきましょう。

世の中に「絶対」はありませんよ!
ということです。


では、今日は厳しめのお話でしたが、
しっかりと楽しい週末をお過ごしください!

 

 

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