子供の貧困対策

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おはようございます。

 

先日、子供の貧困率が出ていましたね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20170701-00072789/

 

前回の調査では過去最悪の16.3%でしたが

今回の調査では13.9%という数字でした。

 

一見改善したように見えますが

依然として7人に1人の子供が貧困状態であることを示しています。

 

そんな中、子供の貧困対策で勧められている

「高松市子どもの貧困対策推進計画(仮称)」

の作成を高松市が行うとのことで、臨時委員として参加してきました。

 

これは、「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づき

「子供の貧困対策に関する大綱」というものが定められており

その中に子どもの貧困対策推進計画を作ることが望ましいと書かれているからです。

 

その大綱の中に

貧困の世代間連鎖の解消や

切れ目のない施策の実施

子供の貧困の実態を踏まえた対策の推進

子供の貧困に関する指標を設定して、その改善に取り組む

学校を貧困対策のプラットホームと位置づけ

保護者の就労支援や経済的支援

官公民の連携

など、10の基本的な方針が書かれていて

そういったことを考えながら、計画を策定していくそうです。

 

今回の調査では、少しですが子供の貧困が改善されたように見えます。

しかし、今後の景気次第ではまた悪化するかもしれません。

また、貧困対策推進計画を立ててすぐに手立てを講じたとしても

効果が上がるのは何年も先になると思います。

 

それでも、今やらないといけないんです。

 

子供関係の制度や事業は、すぐに効果が出るものではありません。

子供の成長を見ながら、継続的で横断的な支援をしなくてはりません。

親に対する支援も必要です。

 

現在も子供や親に対する様々な支援があるのですが

それらをトータルでサポートできる人や、担当部署も今はありません。

トータルでサポートできるよう、支援者の人材育成も必要でしょう。

 

子供のうちだけの支援で終わらせず

進学や就労の支援

進学後、就労後のサポートも必要でしょう。

 

そういったことを

「やりましょう!」

と決めていくのが、この

「子どもの貧困対策推進計画」

なんだそうです。

 

中には

「そんなに甘やかしてどうするの?」

という批判も出てくるかもしれません。

 

でも、「子供は社会の宝」っていう言葉がありますよね。

社会全体で子供を育てていきませんか。

 

そのために必要な支援を提案していきたいと思います。

 

さて、今日は金曜日です。

後一日、上を向いていきましょう!

 

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