家族支援2

投稿日:

おはようございます。

 

日曜日の研修の続きです。

 

こんなことも講師の先生がおっしゃいました。

 

ケアマネがアセスメントをするとき

事実はもちろん見ていると思います。

ただ、それだけではうまく支援ができないことが多々あります。

事実の奥にある本当の意味、隠れたニーズを読み取りましょう。

 

家族の本当の気持ち、関係性を理解していきましょう。

口に出している言葉が本心なのか?

過去の家族関係も含めて聞き取りましょう。

 

ケアマネの家族観を利用者・家族に投影していませんか?

自分が思っている理想の家族を、利用者や家族に押し付けていませんか?

「○○でなければいけない」

「家族だから当たり前」

なんて言っていませんか?

 

一生懸命介護している家族がストレスを抱えたとき

そこに虐待が起こる可能性が高くなるそうです。

 

「デイサービスやショートステイを使えばいいのに。」

 

そう思いますよね。

もちろん使うんですよ。

でも、デイサービスやショートステイに預けても

「気持ちが休まることがない。」

家族が多いんだそうです。

 

そんな介護者の気持ちを理解しながら

家族全体をアセスメントしケアプランを作成していく。

そういった支援をしていきましょう。

 

今回の研修で私の心に残った言葉は

「ケアマネは制度を道具として使う。

制度に使われるのではないですよ。」

という言葉。

 

確かにそうですよね。

介護保険制度だけでなく、必要があれば障害福祉サービスや成年後見制度

老人福祉法のサービスや法律相談につなぐなどしましょう。

全部知らなくてもいいんです。

そういったものがあることを知っていて

そこにつないでいければいいと思うんです。

 

「ケアマネだから介護保険しか知りません。」

そんな返答だけはしないようにしましょう。

 

いい研修だったのですが、全部を伝えきることができません。

身近に参加した人がいたら、ぜひ話を聞いてみてください。

そして、次の機会があれば受講してくださいね。

 

では、今日も前向きにいきましょう!

 

関連記事