市民葬の終了

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おはようございます。


成年後見人をしたり、
身寄りのない人の支援もしたりしているので、
火葬、葬儀、埋葬など、関わることの多い私ですが、
先日「高松市も市民葬なくなった。」
という話を聞き、ええっ!と、びっくりしてしまいました。

※正確には令和4年8月1日以降。
 それまでは残っています。

市民葬とは

市民葬・区民葬とは、
各市町村が市民・区民向けのサービスの一環として行っている葬儀プランです。

私が今まで見てきた人の中に市民葬の方もいました。

身寄りがないというか、誰も支援してくれないので、
長寿福祉課を経由して火葬をされた方でした。

この時に市民葬の基準で火葬ができたのです。

この市民葬は市と葬儀業者が提携して行うので、
非常に廉価で火葬ができます。

ただし、基本的には火葬のみなので、葬儀をしたいということであれば、
別途費用が掛かってきます。

世の中の変化

しかし、近頃は新型コロナの感染拡大で葬儀が簡素になったり、
そもそも、葬儀自体が家族葬など、こじんまりしたものに変わってきたため、
市民葬の役割が終わったと判断したのだと思います。

しかし、どうなんだろう。

まだまだ必要な人もいるように感じるんですけどね。

支援してくれる身内がいない。
資力も少ない。
もしくは、火葬費用程度は出すことができても、
支援する親族がいないために、
亡くなった後に通帳からの引き出しができない。
そんな人もいるんですが、どうなるんでしょう。

今後、ますます成年後見制度の活用などが必要になってくるなと感じています。


皆さんはどう感じますか?


では、今週は今日で終わり。
後1日、頑張りましょう!

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