必要か、必要でないか

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おはようございます。


今日は以前にも書いた保険の話。

相談に来られる方の保険を見ることがあります。
(保険屋ではないので売ったりしませんが
相談者に本当にその保険が適切なのかを見ています。)

先日、立て続けにあったのは
20代の若い人に介護保険(特約)を付けているもの。

この介護保険というのは
公的な介護保険ではなくて
民間の保険会社の保険の中に入っているもの。

私が見かけるのは死亡保障などの主保険に
介護保険を特約でくっつけてるものが多いですね。

どんな時にもらえるかというと
公的な介護保険で要介護認定を受けて
その保険会社がそれぞれ独自に決めている要介護度になった時
もしくは、医師が要介護状態で介護が必要だと判断した時に
一時金であったり、年金のように毎月もらえたりするんです。

もうわかりますよね。

20代の若者が公的介護保険を使えるか?
ってことなんです。

確かに医師の判断で
という文言もついていますが
公的な介護保険の被保険者は第2号被保険者でも40歳からです。

ですから、20代の若者がこれをかけていても
使えない可能性が高いということなんです。

断っておきますが
こういった保険が悪いわけではなく
20代の若者に勧めた販売担当者がどうかと思うだけです。

資産をまだ作れていない人にとっては
保険というものは大事だと思います。

何かあった時に、本当に助けになってくれますから。

でも、保険内容が自分に合ったものであるかどうか
そこはきちんと見極めていきましょう。

かつての私も保険の説明を聞いて
ふんふん、わかったわかったと返事をしながら
1時間後には、なんだったっけ?と
全然理解せずに加入している状態でした。

相談に来られる方の中にも
かつての私のようにお任せで入っている人が大勢います。

保険は家の次に大きな買い物であると言われるくらい
トータルすると大きな金額となるものです。

気が付いたときに
一度自分の保険を見直してみましょう。

また、お子さんのために保険をかけてあげている方
20代でこういった保険をかけるよりは
社会保障である年金をきちんとかけることを優先しましょう。


では、今日も気持ちがいいですね。
良い休日をお過ごしください。

 

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