新カリキュラム

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おはようございます。


来年度、ケアマネ向けに行う研修の中に、
家族支援、特に仕事をしている家族の「仕事と介護の両立」
というテーマが入ってきています。

先日行われた、全国課長会議でも、
新しい法定研修(新研修)に追加される内容がいくつかが出てきたそうで、
その中に、「仕事と介護の両立」や「ヤングケアラー支援」などが盛り込まれるようです。

仕事と介護の両立

って、
これも前から課題になってましたね。

介護保険が始まった22年前から比べて、
夫婦共働きの世帯は増えていると思います。

※厚労省データ

これを見たらわかるように、1990年くらいから専業主婦の世帯と夫婦共働き世帯が拮抗し始め、1997年ごろには逆転しています。

現在では、逆転どころか共働き世帯の方が専業主婦世帯の2.5倍にもなっています。

ということは、

昔々の家族介護、家庭内介護というのは、まったく期待できないということです。

気持ちにも寄り添う

カリキュラムの中では、
介護休業制度などの知識も必要ということのようですが、
それらの公的な制度はもちろん、
介護者の負担感や気持ちにも寄り添うべきではないかと思います。

義理の関係なのか、実の親子なのかによっても変わりますが、
やはり被介護者と介護者の関係性によって、
負担感は大きく変わってくると思います。

ケアマネは大勢の介護者を見てきていますし、
自身も家族の介護を担っている場合があります。

知識だけを提供するのではなく、
その気持ちに一番寄り添えるのがケアマネだと思います。

カリキュラムが変わるというだけでなく、
(考え始めると負担感しかなくなるので)
できること、わかることを今からやっていきましょう。


では、今日も暑い1日になりそうです。
日焼け止め塗りながら、頑張りましょう!

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