新人ケアマネさんへ19

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おはようございます。

 

今日は担当者会議の進め方について。

 

担当者会議までのことは書きましたが

その当日、担当者会議中はどうするか。

 

担当者会議の主催者は、ケアマネです。

司会進行もケアマネが行います。

 

まずは出席者全員の紹介をします。

(私ね、ここを忘れて

すぐに本題に入っちゃう失敗を何度もやらかしてます。)

 

そして、今日の会議を終わらせる

おおよその時間を宣言します。

(ここ、案外大事なんですよ。)

 

皆さん忙しい時間をぬって参加してくれています。

終了時間を伝えることで

段取りよく会議を進めるように

全員に理解してもらうことができます。

 

ときどき、長々と本題と違う話をされる場合があります。

時間に限りがあると伝えることで

多少なりともそういった危険性を回避することができます。

 

そして、「今から開催」という時は

「本日は、(例えば)要介護認定の更新のための担当者会議です。」

と、宣言します。

 

サービスの変更の時も

「今回は、(例えば)下肢の筋力強化のため

通所リハビリを新規に利用することについて

担当者会議を開催します。」

などと、宣言してから始めます。

 

何のために集まってもらうのか、案内の時に伝えていますが

担当者会議の開始にあたって、全員に再度伝えるようにしましょう。

 

同時に、ケアプラン原案を全員に交付します。

担当者会議までにケアプラン原案を提供できていればいいのですが

なかなか難しいと思います。

担当者会議の開始までに、全員に配っておきましょう。

 

そのケアプラン原案を見ながら

担当者から専門的意見をもらいます。

また、利用者や家族からも意見を出してもらいます。

 

全員が様々な意見を言えるように

時間配分に気を付けましょう。

一人の人だけが、延々しゃべり続けることがないように

検討する内容にも優先順位をつけ

大事なことからしっかり議論ができるように注意しながら行います。

 

そして、最も大事なのが

「全員が利用者の状態や今後の目標について共通認識する。

チームとして、その目標に向かってそれぞれが担う部分を理解する。」

ということです。

 

これは利用者本人や家族にも言えることです。

 

利用者にはできることを行ってもらい

家族にも役割を持って介護にかかわってもらいます。

(ただし、家族に介護疲れなど虐待発生要因がある場合は

役割の押し付けにならないように注意が必要です。)

 

利用者も含め、出席者全員から

まんべんなく意見を出してもらえるように配慮しましょう。

 

では、とりあえずここまで。

 

今日も上向きにいきましょう!

 

 

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