新人ケアマネさんへ52

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おはようございます。

 

先週は入院時情報連携の話をしましたが

ひとつ書き忘れが。

この時に作成した用紙、情報提供書は

必ず印刷して利用者の個人ファイルに閉じておきましょう。

 

情報提供書をファックス等で行った後に

その経過を記録に残しておくとともに、これを忘れないようにしないと

実地指導が来たときに指導の対象になってしまいます。

 

では、今日は退院時の連携(退院・退所加算)について書きます。

 

利用者が退院するときに必ず病院を訪問しましょう。

(みんなすると思いますが)

この時に病院の職員と面談して必要な情報を聞き取った場合は

加算をとることができます。

 

しかし、この時に注意しなければいけないのは

その加算を取ったときには、「一連の流れを、必ず行わなくてはいけない。」

と言うことです。

 

一連の流れとは

利用者と面談し

アセスメントを行い

新規にケアプラン原案を作成し

担当者会議を行って

ケアプランを確定、交付することです。

 

また、この時に作成したアセスメント及びケアプラン原案が

入院前のものと同じではいけません。

 

その場合は加算は算定できませんので注意をしてくださいね。

 

もう一つ

新しいアセスメントケアプラン原案を作成したからといって

加算が間違いなく算定できるわけでもありません。

 

退院時の情報をもらっている場合は

その内容がケアプランの中にもり込まなけれていなければなりません。

 

「退院時の情報とケアプランの内容が連動しているか?」

これが大事なんですね。

 

情報の内容をしっかり確認して

ケアプランを作成しましょう。

そのための医療連携です。

 

介護、福祉からケアマネになった人は

在宅生活の知識はたくさんあっても医療知識はどうしても少ない傾向があります。

病院の医師、看護師に話を聞くのが苦手っていう人もいます。

 

退院時のカンファレンスに呼んでもらったりしたら

分からないことは「知らないから教えて。」って姿勢で

いろんなことを聞いてきましょう。

「この課題を解決するには、こんなサービスを使って

○○をしようと思うけど、どうかな?」

と質問してみましょう。

 

医療関係者は介護のサービスを知りません。

反対に「へ~そんなのがあるんですね。」

となるかもしれませんよ。

 

せっかく、病院まで足を運ぶんです。

自分が手間をかけたことは

きちんと加算で評価してもらいましょう。

 

では、雨が上がって暑くなりそうです。

今週も体調に気をつけて、元気にいきましょう!

 

 

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