癌の見落とし

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おはようございます。

 

しばらく前からのニュースで

せっかく健康診断でがんを見つけてたのに

本人に知らせずに何人かの方が亡くなっていた

なんてニュースが出ていました。

 

どうしてそんなことになったのかな~って思ってたんですが

朝のワイドショーでその原因を検証してました。

 

こんなことが起こったのは

小さい病院ではなく大病院。

一般の人が普通に考えると

総合病院のような大病院についているんだから

細かいところまで見てくれて安心

のはずが

総合病院だから見落としが出てくる。

 

大きな病院ではそれぞれ専門の先生がいる。

ただ、ICT化でCTやMRIを撮ってもすぐに先生のところに画像が送られ

先生は患者さんに早く伝えてあげようと思うので

その画像を見ながら、自分の専門分野のところだけ見て

結果を伝えてしまう。

 

本当はCTやMRIを撮った画像診断医が作った報告書を見ながら

後日丁寧な説明をしなくてはいけないが

それを忘れてしまったり

そもそも見ない医者もいるとのこと。

 

そんなテレビの内容でした。

 

先生の慢心とは言いませんが

患者が多く、次回の通院のときにと思っても

忙しくて忘れてしまうんでしょうね。

 

ただ、「忘れた」で命がなくなってしまったのでは

たまったものではありません。

 

なかなか患者の方から言い出しにくいかも知れませんが

「先生、この前取ったCT異常なかったですか?」

って、次の通院のときに確認しましょうって言ってました。

 

ここでいつも

「ホームドクターを見つけときましょう。」

って言ってますが

実際にはあまり進んでいないと思われます。

 

総合病院でしか診られない病気の人もいますが

大きな総合病院が好きな人多いというのも理由の一つです。

 

「いろんな科があって安心だから。」

というのが理由なんですけど。

 

でもね

この癌の見落としの問題だけじゃなく

総合病院は専門分化してるので

他の病気と総合的に考えることができないシステムだったりするんです。

 

一生懸命治療にあたってくれてる先生には申し訳ないですが

過去に内科の先生に糖尿病のことを聞いたら

「専門外だから分からない。」

と言われたことがあります。

 

え?って思いますか?

 

違うんですよ。

正直だからそういう返事になったんです。

総合病院では専門が決まっていて

その先生から話を聞いてくださいってことなんです。

 

ただ、私が介護や福祉の仕事をしているから理解できることで

一般の人には分かりにくいか思います。

 

お亡くなりになった人には申し訳ないですが

私たちユーザーも病院のシステムを理解して

うまく受診するようにしましょう。

 

では、今日は天気が悪いようです。

運転に気をつけていきましょう!

 

 

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