相談業務を分解してみた7

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おはようございます。

 

相談業務の続きなんですが

 

この前、県外でセミナーを受けてきたんです。

ここに書いたので読んでくださってる方は

すでに知っていると思いますが

このセミナー、今年の4月にも受けているんです。

 

その時も反省したんですよ。

 

自分が相談援助の仕事をしているっていうのが恥ずかしくなるくらい

他の参加者(まったく介護や福祉と関係ない職種の人)の相談の受け方

場の作り方が素晴らしかったんです。

 

初めに講師から

「相手の話しを聞いて「何が知りたい?」と聞いてください。」

と言われていました。

 

ついつい私たちはアドバイスをしたがります。

「こういうのがありますよ。」

「こんなのがいいですよ。」

「○○にならないために、こうしましょうね。」

あれこれ、あれこれ…。

 

正論を並べたてたりしてませんか?

 

聞いてる人は

「そんなこと知ってるよ。

でも、出来ないんだから仕方ないやん!」

って思っちゃうんですよね。

 

セミナー中のワークで講師の先生から

「アドバイスをしないように。」

と言われてたのに、ついつい言っちゃうんですよ。

 

でも、交代して相手の番になると

何も言わずにしっかり聞いてくれるんですね。

 

で、タイミングのいいところで

「何が知りたい?」

「何が気になる?」

「どうしたいの?」

って声をかけてくれるんです。

 

そうすると、私の頭は考え出すんですよ。

「えっと、何が知りたかったんだっけ?」

「何に困ってたんだっけ?」

 

「あ、こんなことを知りたかったんですよ。」

「実はこういうことに困ってるんだけど

こういうふうにしてはどうかと思ってるんですよね。」

なんて、答えを出していくんです。

 

それに対して

「うん、いいね。」

「すごいですね。」

って、声をかけてくれる。

 

それによって気持ちが上がるんです。

 

一人で困っているとき

頑張れないとき

そんな声掛けをしてくれるとほっとするんですね。

 

相談業務の場の作り方

目線の合わせ方

メモの取り方

どれも大切ですが

相談相手の困りごとをうまく引き出して

相談者本人に解決方法を考えてもらえるような声掛けをしていきましょう。

 

では、今日も少し蒸し暑いようですが

前向きにいきましょう!

 

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