親が歳をとったな~と感じたら1

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おはようございます。

 

昨日はいいニュースがありましたね。

山口で行方不明になっていた2歳の男の子が

無事に見つかったってニュース。

一緒に海に行く途中で見失ったおじいちゃんは

さぞホッとしたことでしょう。

 

さて、このおじいちゃん

孫を海に連れていけるくらい元気な高齢者ですけど

盆正月には地元にいる両親や祖父母に会うために帰省する人も多いでしょう。

 

離れたところで住む両親に久しぶりに会うと

前回までとはちょっと様子が変わっていて…

なんて、心配な話も聞きます。

 

お盆に帰ろうと思っていたら

「その前に転倒して、骨折して

入院してるので、お盆前に帰ってきました。」

っていう人もいるかもしれませんね。

 

実はそんな相談もちょこちょこ入ってきます。

「元気だと思ってた両親のところに帰ってきたら

前回と様子が違う。

通帳も印鑑も分からないし、ご飯も腐ったものがある!」

 

家族はうろたえますよね。

だって、元気だと無理に思い込んで

親が歳をとっていくことから目をそらしてたんですから。

 

ここを自覚する前にケアマネとかがついていて

「お父さん(お母さん)ちょっと認知症が…。」

って、伝えても全然信じてくれなかったなんて話も聞きます。

 

で、いきなり突き付けられた現実にうろたえて

「僕(私)がしばらくはいますが

その後仕事を辞めて帰ってこようかと思ってるんです。」

 

いやいや、あなた定年までまだ10年近くありますよね?

今じゃ定年後も65歳まで仕事するのが普通ですから

10年以上仕事できる期間を失いますよ?

 

そんな話をしても辞めちゃう人がいるんですよ。

きっと優しいんだと思います。

心配で仕方がないんでしょう。

 

でも

でも、なんです。

いろいろ事情もあるとは思いますが

もう一息ついて考えてから行動しましょう。

 

今、経済界でも介護離職って問題になってきてるんです。

働き盛りの人がそのスキルを手放して

経済活動から遠ざかってしまう。

ものすごい損失なんです。

 

それにあなた自身の生活も変わってしまいます。

 

最近では企業が家族の介護をする職員を支える仕組みを考え始めてます。

辞める前に一息入れて、会社に相談してみましょう。

ケアマネがついていなければ、介護保険の申請をしましょう。

ケアマネがいれば、きちんと状況を説明して

介護の方法など相談しましょう。

頼りにならないケアマネなら替えちゃいましょう。

出来ること、出来ないことを整理してみましょう。

 

いろんな方法があります。

そんな時にこそ、ケアマネや

ついていなければ老人介護支援センター

近くの地域包括支援センターに相談しましょう。

 

ただ、一番大事なのは

しょっちゅう電話したり、帰省してあげること。

隣近所の人に、「よろしくね。」ってお願いしておくこと。

 

さあ、お盆の間、様子はどうでしたか?

次の帰省のときまで元気にいてねって。

 

では、今日は少し涼しいのでしょうか。

今日も元気にいきましょう!

 

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