訪問看護ステーションのリハビリ2

投稿日:

おはようございます。

 

昨日からの続きです。

 

訪問看護ステーションからリハビリ職に来てもらう時

頻繁に問題になるのは、看護師とリハビリ職の訪問回数ですが

実はほかの問題もあるんです。

 

前回の制度改正で訪問看護ステーションからPT等が訪問したときの

サービス単価が引き下げられました。

 

なぜか

もともと、訪問看護ステーションからリハビリ職が訪問するのは

看護師とリハビリ職が協働して関わることで

効果的なリハビリができることを期待していたから。

 

でも、期待したほど効果が出なかった…。

 

で、単価が引き下げられた。

っていう経緯があるんです。

 

訪問リハビリ事業所より

訪問看護ステーションからの単価の方が高かったんですね。

だから、訪問看護ステーションと言いながら

リハビリ職ばかりのところもありました。

それがいけないとは言いません。

ただ、厚労省の考えてた方向性や効果的な使い方と違ってた。

 

だから引き下げられたんですね。

 

また

「訪問看護に出す指示書は、訪問看護指示書なので

その報告は看護師が書かないといけない。」

と県・市の担当者も言っていました。

 

なので、全部の回数をリハ職が訪問してたんでは

看護師が報告書を書くことができないですよね。

 

看護師に月に1回でも訪問してもらいましょう。

そうすれば報告書を書くことができますよね。

 

また

訪問看護ステーションからリハビリ職が訪問するのは

あくまで看護業務の一環だと青本にも書かれています。

看護師が行うことができる程度のリハビリを

看護師に変わりリハビリ職が訪問して行うということです。

 

「でも、せっかくリハビリ職が来るのに、専門的なリハビリをしてほしい。」

そう思う方が多いと思います。

しかし

訪問看護ステーションのリハビリ職が訪問することが可能になっているのは

「他に訪問リハビリをしてくれる事業所がない地域もあると考えられることから…」

ということなので、地域に訪問リハビリ事業所がある場合

先にそちらに問い合わせを行うことが必須となります。

 

こういうことを書くと、訪問看護ステーションの人から嫌がられるんですけど

訪問看護ステーションからのリハビリ職の訪問を否定しているわけではありません。

使うべき必要な人に、適切なサービスが届くようにしましょう。

 

では、今日も前向きにいきましょう!

 

関連記事