認知症新薬

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おはようございます。


凄いニュースが出てきましたね。

認知機能の低下に歯止めをかける薬を
エーザイとアメリカのバイオジェンが共同開発して
それをアメリカの食品医薬品局(FDA)が承認したとのこと。

夢の薬だけど
認知症の根治薬ではなくて
今の時間や場所が分からなくなってきたくらいの人が対象らしく
徘徊する人とか
認知症のために暴力的になった人とかには
効果は期待できないらしい。

まあ、それでも

「物忘れが増えて不安だ。」
「今日がいつか分からなくなった。」
「最近のことが覚えられない。」

なんて、悩んでる人には朗報ですよね。

ただ、今回の承認には紆余曲折があり
今後も効果がないと判断されたときには
承認を取り消すこともあるとのこと。

今後の動きを注意深く見ていく必要があります。

初めにも書いたように今回承認された薬は
アルツハイマー型認知症のうちの初期段階の患者が対象。

脳内に蓄積する疾患の原因物質と言われる「アミロイドベータ」を取り除き
神経細胞を破壊するのを防ぐ効果があるそうな。

今までの薬は
認知症の進行を緩やかにしたり
周辺症状を穏やかにするなどの効果はありましたが
今回の薬は原因物質に直接働きかけ
それを除去することで進行を遅らせる効果が期待できるとのこと。

うまく機能すれば
夢の薬となることは間違いないんですが
製造工程の関係で生産コストが高くなるという話。

とすると

飲まなくなれば認知症が進行する。
だから、飲みたい
となると、死ぬまで飲み続けないといけない。
ということは、結構な金額がかかってしまう。

うわ~~~~っ!💦
という話になるらしい。

この先の検証で効果が証明されて
大量生産ができるようになれば
少しは安くなってくるのかなと思うけど
初めの方はちょっと大変かもしれません。

それと

あちこちの記事を読んでいて
あれ?と思ったのが

「アリセプトは認知機能を一時的に改善するものの
8カ月~1年半を経れば効果がなくなり投与できなくなる。」
(日経新聞より)

ええっ?!

アリセプトの長期投与はないってこと?
え?常識だった?
みんな知ってた??

もっと長く投与してる気がするけど・・・。

医療は日進月歩
認知症もいろんなところで研究されてるから
新しいものもたくさん出てくるはず。

もっともっと
いい薬や治療方法が出てくるのだろうと思う。

でもね

認知症も悪いことではない
とも思う。

不安もあるけど
歳をとって嫌なこと、辛いことを忘れられたら
それはそれでいいんじゃないのかなと。

歳をとったんだから
忘れるのは仕方ない。

それではいかんのかなぁ。


なんてね。


では、今日はこの辺で。
金曜日です。
あと1日、頑張りましょう!

 

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