責任の所在

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おはようございます。

 

今日はケアプランについて。

 

先週の訪問看護の話ではありませんが

こんな場合は算定できるけど、その基準に満たなければ算定できない

とか

この病気なら医療が優先で、それ以外なら介護が優先

など

細かく制度を読み込んでいないとわからないものがたくさんあります。

 

すべてを即答できればいいのですが、そうもいかないのが現実でしょう。

 

でも

 

でも、なんですね。

やっぱり

調べて、確認して、自分の知識、財産にしていく

ということはしていかないといけません。

 

以前、市の指導があった時に指摘されたのが、サービス付き高齢者住宅や有料老人ホームのケアプラン。

その施設に入居しているので、ほぼほぼ施設に併設しているサービス事業所ばかりを使っていたりします。

(そうじゃないところもいっぱいありますよ。)

それを見て市の担当者が

「この根拠は?」

 

「施設の言いなりにプランを入れているのではないのか?」

と聞かれたわけです。

 

その人は認知症もあり、手間がかかっていたので必要なプランだったのですが

「不要なサービスを入れていた場合、その責任はケアマネにあります。」

と言われました。

 

「ケアプランを作るのはあくまでケアマネです。

不必要なサービスを位置づけて、利用者に不利益が生じた場合

その責めはケアプランを作ったケアマネにあります。」

 

少し話が違うように思うかもしれませんが

間違った解釈や、知識不足のまま立てたケアプランが原因で事故があった場合

その責めはケアプランを立てたケアマネに来るということです。

 

こういうふうに書くと

「そんな怖いこと。

私できません。」

なんていう人が出てくるかと思います。

 

誰でも失敗はします。

失敗に気が付いたときに、すぐに軌道修正をしたり

報告して対応を検討したり。

そして、失敗から学んで、次からは同じことをしない。

正確な知識を獲得して、いいケアプランを作っていく。

そうしていけばいいだけなんです。

 

「知らなかった。」

「教えてくれなかった。」

もしかするとそうなのかも知れませんが、誰かのせいにしても問題は解決しません。

 

次にどうするのか。

自分はどうしなければいけないのか。

そこを考えて対応していきましょう。

 

では、月曜日です。

今週も元気にいきましょう!

 

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