退院前に面接できないとき

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おはようございます。


新型コロナがまた増えている関係で
入院中の利用者に会えない
新規の相談者のアセスメントができない
なんていう話をよく聞きます。

しかし

ケアプランを作成するときは
必ずアセスメントをすることになっています。

基本的には
ケアプランの前にアセスメントが必要なんですが、
本人と会えないアセスメントになってしまいます。

「そんなときはどうしたらいいんですか?」

という質問をいただきました。

基本には忠実に

もちろん基本に忠実に
アセスメント→ケアプランとなります。

が!

本人と会えないのでは
本当の情報は得られていない・・・となります。

だだ

本人と会えなくても
病院や施設の職員、家族からの情報提供
退院後に生活する居宅の状況などを確認することはできます。

その状態でのアセスメントを一つ作っておきましょう。

そのうえで、ケアプラン原案を作成します。

退院と合わせて
担当者会議をしますが
この会議の前に、本人と会えるようになりますから
アセスメントのとりなおしをしましょう。

もちろん、ケアプラン原案の見直しも同時に行います。

もし、適切でないと思えば修正し
その後、担当者会議を行います。

期間を考える

もし、アセスメントが不十分
まだどうなるかわからないと不安に感じたら
そのケアプランの期間を短くしましょう。

1か月はちょっと大変だと思うので
2~3か月くらいではどうでしょうか。

期間を短くすることで
利用者のアセスメントとケアプランのモニタリングを繰り返しながら
目標の再設定が可能だと思います。


ケアプランの期間は香川では最長でも6か月となっていますが
すべてのケアプランの期間が6か月でなければいけないというわけではありません。

その目標が達成できる期間なので
2か月でも3か月でもいいわけです。


こういった通常とは違うやり方をするときは
少しアレンジを効かせることも必要となります。

アレンジを効かせるには
まずは何が基本なのかを知っておきましょう。


では、金曜日です。
後1日頑張りましょう!

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