通所介護のアウトカム評価

投稿日:

おはようございます。

 

この前の介護給付費分科会では

通所介護のアウトカム評価についても

書かれていましたね。

 

やっぱりそう来たかって、感じですが

指標にバーセルインデックスを使って

ADLの維持・改善がみられた場合に加算がとれるようになります。

http://www.crsu.org/chears/pdf/65situmonnsi.pdf

 

ほんとこんなのできるんかな~?

バーセルインデックスを取っていくのも手間かかるし

その評価をするのも機能訓練の担当者でないといけないし

6か月以上続けて利用している人の90%以上を評価しないといけないし

そのほか、もろもろ。

 

あ~大変!

 

大規模事業所の単価は大幅に下がるから

何らかの加算を取っていかないといけないけど

ものすごく手間がかかる。

 

効率よくできればいいけど

手間の割には報酬が低いんじゃなかろうか?

 

厚労省の担当者は

「適正な範囲だ。」

って言ってるらしいけど。

 

確かに、通所介護に来ても一日中おしゃべりして終わりって人もいる。

専門的な機能訓練ができているのか?

と言われれば、そうじゃないところもあるかも知れない。

 

「単なるレスパイトケアにお金は出せない。」

それが国の意見かもしれないけど

そういったサービスが生きる気力や活力になる人もいる。

それで助かっている家族もたくさんいる。

 

ADLの改善だけが評価基準というのは

おかしいと思うのは私だけでしょうか?

 

高齢になれば病気が多くなったり

転んでけがをすることが増えます。

これを訓練すれば0にできるんですか?

 

地域包括ケアシステムの中で

「心身機能の改善」だけではなく、日常生活の…と書かれてますが

高齢になっても、無理にでも何か社会貢献しないといけないんですか?

 

そういうことが好きな人もいると思います。

でも、好きじゃない

したくない人もいます。

 

その自由は認めましょうよ。

 

のんびりしたい人に

のんびりする自由を!!

事業所には努力に見合った加算を!!

 

では、今日も寒いですが

元気にいきましょう!

 

 

関連記事