違う専門職との研修

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acworksさんによる写真ACからの写真

 

おはようございます。


昨日は介護保険だけでなく
引きこもりや障害の家族がいたら
ケアマネから適切な機関につなごうねと書きました。

で、ちょうど昨日
障がい者基幹相談支援センターとの合同研修を行いました。

この障がい者基幹相談支援センターは
できてからまだ2年くらいしかたっていません。
(高松市の場合ね)

何をするのかというと
高松の場合は、受診につながっていない人をつなげたり
障がい福祉サービスが必要なんだけど
どうやって利用していいのかわからない人の相談にのったり
困難事例の相談にのったりしています。

障がいの種類は問いません。

3障害のどれにでも対応してくれます。


そこで、今回の研修は
障がい福祉サービスを使っていた人が65歳になるとき
介護保険の申請をしないといけませんが
そのやり方がわからないとか
昨日の内容のように、高齢者の相談で訪問したら
家には障がいをもった子供がいて
どうしたらいいのかわからない
などというときに
どこにどのようにつないでいくのか
つないだ後、どう動けばいいのか。

そもそも
障がい福祉サービスってどんなもの?

なんていう話を
少人数のグループでざっくばらんに話し合いました。


ほとんどのケアマネは介護保険中心に動いています。
ただ、訪問した家に障がいを持った家族がいたり
障がいが疑われるけど本人が拒否していたりして
「対応に困った・・・。」
という経験を持っています。

どこに相談していいのかわからない。
いきなり障がい福祉課には聞けないし
聞くにも、何をどう聞いていいいのかわからない。

そんなことを言っている人もいました。

今回は各グループに障がい者基幹相談支援センターの職員が入って
ファシリテーターもしてくれたので
個別の相談もできて
今まで心の中でもやもやしていたものが
「なんだかすっきりとしたわ。」
という人がほとんどでした。


今回の研修は障がい福祉サービスについてのグループワークでしたが
知識として吸収するのとは別に
障がい者基幹相談支援センターの職員と
顔の見える関係ができたのが大きな収穫だったと思います。

顔の見える関係ができれば相談がしやすくなりますし
次の段階としてもう一歩進めて
訪問の動向やケース会議の開催
反対に65歳になった障がい福祉サービス利用者が
介護保険に移行するときの手伝いなど
お互いに連携ができるのではないでしょうか。


すべてをケアマネが抱えるのではなく
また、基幹相談支援センターの職員が抱えるのではなく
お互いにできるところを支援して
協力し合うことで大きな力を出していきましょう。


では、今日も元気に行きましょう!

 

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