遠くから愛でる

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おはようございます。

 

先日、ホオノキの話を書いたのですが
後で思い出したことがあるんです。

ホオノキを手折ったのは小学生の時。
その時「失敗した~」と思ったんですが
人間って反省しても同じことを繰り返すんですね。

その後中学生になっても
同じようなことをやってしまったことが。

それは、中学入学前の春
住んでたところが変わりまして
といっても、同じように山の中ですが(笑)
今度のところは周りに山桜がいっぱいあるところだったんです。

同じ香川県内でも地域が替わると
植物の種類が変わるんです。

その中でも
ひときわ大きくてきれいな山桜の木が見えたんです。

そう

皆さんもうお分かりですよね。

私のことですから
遠くに見えるその山桜に近づきたくて
近くで見たらどんなにきれいだろうと・・・。

ほんと、学習能力ないですね~。笑

離れたところから見ると
そんなに大変な距離じゃなさそう。

「これくらいなら、すぐに到達できるだろう。」

そう考えて山の中に入ったのですが・・・

ところがどっこい!
なかなか到達できないどころか
自分の身長より高いシダに阻まれ
今どこにいるのかさえ分からない!
(これ~、前に山の中で迷って
犬に連れて帰ってもらった話もしましたよね~。)

必死の思いでブッシュをこいで
目的の山桜まで到達したのですが

はい

想像通り
そんなにきれいじゃないというか
遠くから見て全体に薄ピンクで大木と感じたんですが
そもそも山桜って少々地味で
そんなにたくさんの花をつけないものですから
近くで見ると印象が全然違うんですよね。

おまけに木の真下というか
木に登ってみたので
きれいだけど、期待したのと違う・・・。

やっぱりこの時も
「遠目できれいなものはそのまま
遠くから愛でるものだ。」
と、強く思ったのでした。


なのに

大人になっても同じようなことばっかりしてる。

花だけじゃなく
人も遠くから見てるほうがいいこともあるんだよね~。

(なんて、意味深なことを言ってみる。笑)

いつまでたっても大人になれない私なのでした。


では、今日は土曜日です。
よい休日をお過ごしください!

 

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