食べる、飲み込む2

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おはようございます。

 

昨日の続きです。

 

口腔体操で「パタカラ」体操というのをします。

「パ」は、唇を閉じる運動

「タ」は、舌を上顎にくっつけて、食べ物を潰す運動

「カ」と「ラ」は、食べ物を喉に送る運動

http://news.takara-dental.jp/20150626-0/

 

発音のそれぞれに意味がありますが

パタカラを言ってもらうことで、口のどこに問題があるのかが分かるそうです。

 

例えば、パが言いにくい時は口唇が閉まりにくいため

食べこぼしが多くなります。

そんな時利用者のケアプランの短期目標には

「食べこぼしをなくす」

というようなものを設定してはどうかと言っていました。

 

また口の中にいつも食べ物が残ってしまう人は

「タ」や「カ」が言いにくいのだそうです。

上手く食塊(食べ物を口の中で丸め、飲み込みやすくしたもの)がつくれず

舌の力が弱っているので、喉の奥に送ることができないのだそうです。

 

「食べ物を上手に飲み込む」

というような、目標が出来るかもしれません。

 

また、パタカラを言ってもらうだけでなく、食事中の様子を注意して観察することで

口の中のどこに問題があるのか、おおよその見当がつくそうです。

それによって訓練の仕方を変えていかないと、効果的なものにはならないとか。

 

「なるほどな〜。」

と、思いながら聞いていました。

 

そのほか、私達がよく遭遇する舌の渇きや亀裂は

抗菌剤や抗ガン剤の長期使用によって、出現する頻度が高まるとのこと。

これを改善するのは口腔ケア程度だそうで

何かいい方法があればと期待していましたが、難しいようです。

 

こんな時に口内炎の薬をつけてはいけないそうです。

かえって逆効果になることもあるとのことで、注意が必要です。

 

他にも参考になることを沢山教えて貰ったのですが

人の話しをきちんと伝えるのは難しいですね〜。

歯科医師会の研修も定期的に開催されていますので

時間を作って、ぜひ参加して欲しいと思います。

 

きっと、いっぱいヒントを貰えると思いますよ!

 

では、今日も寒いですが、張りきっていきましょう!

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