それぞれに考えてみましょう2

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おはようございます。

 

昨日の続きです。

皆さん、考えてくれましたか?

皆さんがどんな答えを出したのか
それは分かりませんが

どうでしょう

このケースは虐待にあたるでしょうか?
それとも虐待にあたらないでしょうか?

 

※以下、非常に厳しい内容を含みますので
読みたくない人はここでやめてください。
以下はご自身の判断でお読みください。

 

私の見解は

 

まぎれもなく虐待だと思います。

 

これを虐待ではない
本人のためにあれこれ動いてるんだし
本人も相手によって言い方を変えたりしてるんだから悪いところがある。
だから、こんなふうに言われても仕方ない。

もし

このように考える人がいたとしたら
申し訳ないですが
意識が低すぎると言わざるをえません。

 

もし

この対象者が障害を持っている人ではなく高齢者だったらどうでしょう?
計画相談員は高齢者で言うケアマネです。

ケアマネがその利用者に
「私の言うことを聞かんかったら
サービス切るけんな。」
なんて言うでしょうか?

一発アウトですよね?

では

障害を持っている人になら言ってもいいんですか?

高齢者と障がい者、何が違いますか?

 

それでもその人のことを思っていろいろとやってくれてる。

そんなことを言う人もいますが
だからって、
「自分の言うことを聞け」
と言っていいということにはなりませんよね?

これってDV夫(妻の場合もありますが)が
妻に向かって言ってることと一緒ですよね。

「俺がいないとお前は何もできないんだから、
俺の言うことを聞いてればいいんだ!」

そういうことですよね?

 

本人が相手によって言うことを変える。

そんなこと誰だってやるじゃないですか。

本人にも悪いところがある。

だからって、
人格を否定されるようなことを言われてもいいってことじゃない。

「何もできない可哀そうな人」

そういう言葉が出ること自体
その人のことを自分よりも下だとみていることにほかなりません。

 

昔から何度も書いていますが

福祉職、介護職、医療職などに就く人は
「優しい虐待」をしがちです。
相手は何もできない人だからと言って
何もかも取り上げて手足をもいでいくのです。

今回は優しくもない、ただの虐待ですが
これを良しとする空気はとても理解しがたいです。

 

さて、皆さんはここまで読んで
どう感じられたでしょうか。

 

では、今日も前向きにひたむきにいきましょう!

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