できること、できないこと

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おはようございます。


先日の成年後見制度の研修のときにも
「後見人が身寄りのない人の医療同意とか入院時の保証人になれないのか」
という質問がありましたが
ケアマネ向けのサイトにも同じような話が出ていました。

身寄りのない認知症の人の後見人(後で任意後見人だと判明)が
入所の手続きとか、医療同意、保証人などをしないので
ケアマネにそれをしろと施設から言って来て困る
というような話でした。

どうも皆さん勘違いしているようですが
いくら成年後見人がついていても
医療同意もできませんし
入院の保証人にもなれません。

これは
「困っているんだから何とかして。」
という感情論で話ができることではなく
法律で医療同意については
本人にしかできないこととして定められていますし
保証人に関しては
本人と後見人の関係は本人とその代理人(本人の代わり)となるので
本人が本人の保障はできないでしょ?
ということで、保証人にはなれません。

でね

施設入所に関しても、入院に関しても
保証人がいないことを理由に入院、入所を断ってはいけないと通知が出てますし
医療同意が取れないからと言って
緊急時の手術や治療を拒否してはいけないとなっています。

施設や病院側もこれは知っているはずです。

キツイ言い方をすると、知っているけれども
誰かに押し付けた方が楽なんです。

けれど、それは後見人の仕事でも
ケアマネの仕事でもありません。

施設や病院の仕事です。

後見人がついていれば支払いに困ることもありませんし
ケアマネと後見人が付いていれば
施設を探したり、契約をすることもできます。
様々なサービスを使って、病院から施設まで移送することもできます。
洗濯サービスを頼んだりすることもできます。

どこからどこまでできるかをお互いにきちんと知り
そのうえで、できない部分を誰がどこまでサポートするか
制度にないが有料サービスで対応できないか
そんなことを話し合っていきましょう。

ケアマネもできないことまでを引き受けることはないんですよ。


では、仕事納めのところが多いでしょうか。
後1日、頑張っていきましょう!

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