現状維持バイアス2

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tomonさんによる写真ACからの写真

 

おはようございます。

 

昨日は

「現状維持バイアスっていうのが人の心の中にあるよ。」

っていうお話を書いたのですが

これって、誰の心の中にもあるものなんです。

 

昨日はケアマネ向けに

業務改善を現状維持バイアスに抗って

やっていきましょうって話だったのですが

今日は、私たちがお手伝いしている高齢者の中にも

この現状維持バイアスがあるって話をしますね。

 

こういわれて「あ?!」と思う人。

きっとたくさんいると思うんです。

 

同じことの繰り返しはできても

「今の状態ならこのデイケアを利用すると改善できる可能性がありますよ。」

と提案しても

「いやいや、私は今のままがいい。」

という返事をする利用者の何と多いことか。

 

そういわれて、ついこちらも

「そうだよね。面倒だもんね。

(心の声:やった、プラン変更しなくて済むわ)」

で、終わらせてませんか?

 

利用者や家族が今まで使っていたケアプランに固執し

変化を受け入れない。

自分もそこを戦ってまで変えたくないと思っている。

こうなると、いつまでたっても効果のない

それどころか不利益が起こる可能性のあるケアプランを

延々と提供することになってしまいます。

 

これも現状維持バイアスがかかった状態だと言えます。

 

現状維持バイアスとは

「変化することより利益を得る可能性があるとしても

現状維持する方がよいという偏見・先入観のために

変化を避ける心理作用のこと。」

とされています。

 

いくら説明しても

変化することで先に獲得したものを失う方が損をした気分になる。

現状持っているものの方に価値を求めてしまう心理だそうです。

 

だから、一度提供した、決めたケアプランを

利用者や家族が「変える」と受け入れるのは

相当な心理的抵抗があるのだということを理解して

アプローチをかけていきましょう。

 

「でも、そんな人が多くて

どうやっても変更を受け入れてもらえないんだけど・・・。」

 

そんな話もよく聞きます。

 

この現状維持バイアスを外すにはどうすればいいのか?

 

利用者や家族も無意識のうちに現状維持バイアスにとらわれています。

まず

「本当にそれでいいの?」

と、とらわれていることに気づいてもらいましょう。

そして

「こういうふうに改善した例がありますよ。」

など、例や人数を上げて比較・検討できるようにしましょう。

どうしても受け入れが難しいとき

利用者や家族が信頼する第三者に意見をもらうのもいいと思います。

 

そして、肝心なのは

あわてないこと。

 

現状維持バイアスは生存本能だそうです。

失敗しないように自分を守るために備わっているので

一度は受け入れたとしても

またもとに戻ってしまう可能性もあります。

 

そこを理解しながら

ゆっくりと変容変化を勧めていきましょう!

 

では、今日はクリスマスイブです。

サンタさん来るかな~。

笑顔の子にはきっと来る!笑

良い一日を!

 

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