おはようございます。
ケアマネが残す支援経過について
「どういう書き方がいいのか分からない。」
という相談を受けました。
そうそう
支援経過って悩みだすといろいろ出てくるんですよね。
まずは、訪問なのか来所なのか
電話をかけたのか、かかってきたのか。
そんなところから明確にしておきましょう。
また、誰と話をしたのか。
相手が分からないと意味不明な記録になります。
また、言葉は統一しておきましょう。
例えば
あるところには家族と書いて
あるところには家人と書いたり娘と書いたり。
誰のことだか分からなくなり、混乱してしまいます。
それと、相手が話したことは
それが分かるように書きましょう。
利用者や家族から言われたことなのに
「○○と報告」
などと書いてしまうと
「この話した内容はケアマネから言ったことなの?」
と、読み手を混乱させてしまいます。
他にも、丁寧に書こうと思って
「娘様が○○とおっしゃった。」
などと書く人がいます。
悪いとは言いませんが
そこまで気を使って書く必要はありません。
「娘より、○○と聞きとる。」
とか
「次女が○○と言った。」
などと、簡潔に書きましょう。
相談してきた人は
「ついつい丁寧に書いてしまう。」
と言っていました。
「だって、人に見られたときに恥ずかしいから。」
なんだそうですが
人に経過記録を見せることはないと思います。
「いや、担当が変更になったときに
後任に見られて恥ずかしくないようにと思って。」
・・・まあ、そこは見られますね。
気持ちが分からないわけではないですが
そんなことに悩むよりも簡潔明瞭
分かりやすい文章になるよう気をつけましょう。
その方が時間短縮にもつながります。
その他にも
主治医から照会の返信があったときや
その内容について関係する事業所に情報提供したとき
その内容について事業所から意見があったとき
などなど
情報共有したことは特にしっかり書いておきましょう。
後になって
聞いた、聞いてない
など、行き違いが起こらないようにしましょう。
ケアマネの事務負担を軽減するなんて厚労省は言っていますが
これは届け出などの事務に関することであって
ケアマネジメントにかかる事務量は今後も変わらないでしょう。
毎日のことなので支援経過の入力は
出来るだけ簡潔で明瞭にしていきましょう。
では、今日も前向きにいきましょう!