親のお金の管理

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おはようございます。


先日、続けて同じような相談がありました。

「親のお金の管理は子供がしてもいいのか?」
「すでに認知症になっている親の通帳から
子どもがお金を引き出してもいいのか?」

ダメじゃないですよ。
親子ですから、親が自分で管理できなくなったら
子どもが代理で管理するのも出来ないわけではありません。
(銀行に行くと後見人をつけてくださいって言われますし、いろいろ状況によって違いますけどね。)

ただし

注意しなくちゃいけないことがあります。

それは

本人のお金は、本人の生活に必要なものにだけ使えるということ。

例えば
食費や被服費、日用品費やデイなど介護保険の利用料、医療費など
本人のために使うお金は出しても大丈夫です。

そして、その記録を残しておきましょう。
レシートをノートに張り付ける。
手書きでもいいので本人のお金に関しての家計簿をつけておく。

たとえ親子で同じ家に住んでて
一緒の家計だったとしても
別々に記録を残しておきましょうね。

これと反対にダメなのは
本人のお金を、本人のため以外に使うこと。

本人も一緒に住んでいる家の屋根修理が必要になった。
台所のリフォームが必要になった。
元気な時に孫に車買ってやるって言ってたから
孫の車の買い替えにお金を出してもらった(勝手に出した)。
こんな感じの使い道はいけません。

なぜなら

後でもめる可能性が出てくるから。

相続人が一人しかいない。
その人が管理しているというのなら別ですが
本人のためだけにお金を使っていても揉めた家を沢山見てきました。

もし、親のお金を管理しなくちゃいけなくなったら
上にあげたようなことに注意しながらやっていきましょう。


また、ほかに方法ない?という場合は
銀行のやっている信託を使った口座管理を検討したり
家族信託という仕組みを検討しましょう。

どちらも少々費用はかかりますが
後々トラブルになりそうなときは
こういったものを利用した方が会計が明朗になるのでいいでしょう。

何度も言っていますが
本人が亡くなってから何年も相続人が争っているケースを沢山見てきました。
これは、財産の多い少ないには関係ありません。

その中でも本人と同居していた親族や
一番面倒を見ていた親族が管理していたお金について
離れて暮らしていた親族から疑義を申し立てるケースが多いんです。

誰がどう見ても疑いようがない。
面倒がらずに、そんな状態にしておきましょう。


では、今日も前向きにいきましょう。

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