おはようございます。
障害の話から、流れて
心の風邪といわれる「うつ病」の話を。
この「うつ病」の予防に、ブロッコリーなどの野菜に含まれる
「スルフォラファン」
という化合物が、効果がある可能性が高いという研究結果が出ました。
千葉大学社会精神保健教育研究センターを中心とする研究グループが突き止めたとのこと。
どうやって突き止めたかというと、マウスを使った実験。
通常のえさを与えて、10日間ストレスを与えるとうつ状態になるんだそうです。
マウス、要するにねずみですよね。
ねずみがストレスでうつ状態?
この実験、大きさの違うマウスを同じゲージに入れて
大きくて攻撃性の高いマウスに、小さいマウスをいじめさせたのだとか。
なんてことを!
そうするといじめられたマウスは人間と同じように、うつ状態になったのだそうです。
でも、こうなる前に野菜などに含まれる、スルフォラファンを与えると
うつ状態にならず、発症が予防できたとのこと。
また、野菜に含まれる「グルコラファニン」が入ったえさを事前に3週間与えた場合も
同様に発症を予防できたというもの。
このスルフォラファンは、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれているもので
食べたときにピリッとする辛味の元になる成分。
特にブロッコリースプラウト(ブロッコリーのもやし)に多く含まれているのだとか。
抗酸化作用や解毒作用、癌に対する予防効果もあるんですって。
薬に頼らずに、食べ物でうつ病などが予防できる。
日常的に緑黄色野菜を摂る事で、健康に生活が出来る可能性があるみたいです。
高齢者でも「老人性うつ」というのがありますが
緑黄色野菜を意識して摂る事で、もしかすると予防できるかも知れませんね。
年をとると食事の準備が億劫になったりしますが、できるだけ緑黄色野菜を摂り
栄養バランスに配慮した食事をするように、ケアマネが声かけしましょう。
では、今日も張り切っていきましょう!