おはようございます。
おもいやりネットワークの中に
「入居債務保証」
というのがあります。
これも、時々ある相談なんですが
頼れる身内がいない人が引越しをしなくてはならなくなった。
収入は仕事や年金、生活保護など、多くはないが家賃が支払いできるだけのものがある。
でも、保証人がいなくて貸してもらえるアパートがない。
こんな場合に、大家さんが納得してくれるのなら、入居債務保証で支援することが出来たりします。
ただし、この「入居債務保証」は保証人の代わりになるものではありません。
下記のURLからチラシを確認してください。
家賃を滞納したとき、3ヶ月分(生活保護の住宅扶助の範囲内)の家賃を保証してくれます。
また、残っている家具などの処分にかかる費用や、退去時の原状回復の費用を保証します。(両方とも10万円以内)
これらのことを大家さんが納得してくれ、利用を希望する人が2年で15,000円の利用料を支払えば契約することが出来ます。
この制度は保証人の代わりになるものではありませんが、緊急連絡先として参加法人(担当になる近くの参加法人)の連絡先を伝えます。
何かあれば大家さんから連絡が来ることもあると思います。
この契約を結んだり、おもいやりネットワーク事業で関わったときは、担当の法人が時々様子を見に訪問したり、電話をかけたりします。
見守りをすることで生活を側面から支えていきます。
最近読んだ本で、隠れ貧困や下流老人の話を書いたかと思います。
誰もがほんのちょっとしたことから、生活が立ちいかなくなる可能性があります。
こんな事業を使わずに済むのが一番なんですが、利用者やその家族、地域からの相談で、もしかすると必要になる情報かもしれません。
いつもいうことですが、頭の片隅に残しておきましょう。
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!