おはようございます。
先週金曜日から
引き続きお金の話を。
年金担保融資について先週は書きましたが
この制度は問題も多く
その必要性も低下してきたので
平成34年3月末で終了します。
で、終了するので代わりの制度として
現在もある「生活福祉資金」を利用するようにと
国のHPなどには書いています。
しかしですね
この生活福祉資金も簡単に借りられるものではありません。
借りられるのは高齢者や障害者、低所得の世帯となっていますが
審査もありますし
そもそも
これだって借金なんですから返さなくちゃいけないので
返済能力のない人には貸付しません。
しかし
返さない、返せない人が多い!
貸付前の審査が緩かったんでしょうか
以前はまあまあの金額を貸し付けしていたことがあります。
そういう過去の貸し付けがかなり焦げ付いています。
今の生活福祉資金で貸し出される大きい金額は
子供が大学に行くための教育資金ですね。
後は少額がほとんどで
生活保護費が出るまでのつなぎ資金などですね。
一生懸命仕事をしていても
怪我や病気で働けなくなり
あっという間に生活が困窮することがあります。
離婚や死別で一人親になることもあります。
なろうと思って生活に困窮する人はほとんどいないと思います。
なんとか生活を立て直したい。
ここだけ助けてもらったら何とかなる。
そういった世帯のための生活福祉資金です。
ただ、根本的な解決は難しく
日本人の金銭感覚にも問題があるように思います。
外資系の金融機関や保険会社に勤めている人がよく言います。
「戦後の日本はアメリカによってお金の教育を受けさせないようにされた。
それによって、日本人は正しい金銭感覚を身につけることができなくなった。」
お金の教育は子供のうちからしておかないといけない。
貯めるだけでなく
稼ぐ
使う
投資する
これらを小さいうちから教えることが必要なんだと。
最近は様々なお金に関係するセミナーがありますが
是非、子供向けのものも開催してもらいたいと思います。
皆さんは子供にきちんとお金の話ができますか?
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!