HiCさんによる写真ACからの写真
おはようございます。
今日は5月5日
こどもの日ですね~。
ちょっと天気が悪くて残念ですが
小さいお子さんのいるお家では
何かイベントをされているんでしょうか。
私が小さい頃は
何度も言って(書いて)ますが
山の中で暮らしてたので
こどもの日のイベントも山の幸オンリー。(笑)
山の中で採ってきたサルトリイバラ(サンキライ)の葉っぱで
蒸し饅頭を作ってもらい、柏餅の代わりに食べていました。
時々この蒸し饅頭に
ヨモギを入れたりして
何もほかにおやつのない時代
美味しかったですね~。
全部手作りでしたから
蒸し饅頭のたねを母親が作っている間に
山というか、田んぼのヘリから山に向かってちょっと歩くと
そこいらじゅうにサルトリイバラがあるんで
その中からきれいな葉っぱを採ってくる。
それが私たち子どもの仕事でした。
で、サルトリイバラの葉っぱを洗って
そこにお饅頭を丸めてのせて
蒸し器に入れてから、しばらく蒸します。
蒸してる間にまた外に行って
今度は田んぼの中にあるため池に行って
菖蒲を抜いてくる。
出来上がった蒸し饅頭を食べて
夜はお風呂に菖蒲を浮かべて入る。
それが、子どもの頃の
5月5日の恒例行事でした。
この季節になると
サルトリイバラの青臭いにおい
棘に引っかかって腕に傷を作って痛かったり
菖蒲を池の端から手を伸ばして引っ張ると
キュウッっていって抜ける感じ
軸の端っこのふわふわした触り心地
少しツンとしたすがすがしい香り
全部が懐かしく思い出されます。
今は、こどもの日を祝うこともないし
(孫でもいればねぇ~)
あの時おいしいと思った蒸し饅頭も
今食べたら、きっとあんまり惜しくないのかもしれないけど
小さい頃の思い出というのは
なんで、いつまでも懐かしいんでしょうね。
毎年、同じ話をしてるかもしれませんが
今年もお付き合いくださり
ありがとうございました~。
では、皆さんのお宅はどんなことをされてますか。
良いこどもの日をお過ごしくださいね!