それはやめてほしいなぁ

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おはようございます。

 

今日は成年後見の話

私が成年後見人等で担当している方々って
年齢も生活に支障のある元の原因も様々です。

なので

いろんな病院や施設に伺っています。

この3年間はコロナのために
直接の面接ができないことが多くて
タブレットやスマホなどを使っての面接がほとんどでした。

でも、マスクが必要なくなったことから
先日からご本人と直接会わせてもらえる機会も出てきました。

 

ちょっと悲しい出来事が・・・。

 

ほぼ動けない方
今までのタブレット面接でも
会話があまりうまくできなかったのですが

その方を職員が連れてきてくれた時に

話は分からないというようなことを言われたんです。

 

え?

本人の頭の上で言う?

って、そこに驚いたんですが

その後、私と2人きりで少しの間過ごしました。

 

確かに会話としてはほとんど成立しない・・・

というか、
私のことタブレットの中でしか知らないので
ご本人にとっても大変ですよね。

だって、知らない人といきなり二人きりにされたんですから。

恐怖だと思いますよ。

 

でも、話しかけ続けながら
寒くないかと肩のあたりをずっとさすっていると

「ありがとう」

って。

 

そのほかにも意味のある返事がいくつかかえってきて
日によって反応の違いはあるのかもしれないけど
分からない、返答できないわけじゃないんだ
ということがはっきり理解できました。

 

でね

確かにはっきりとした返事は出来ないのかもしれないけど
本人が聞いてるところで
本人を否定するような言い方はしないでほしいなぁ

ってね。

 

ついつい、自分のペースで反応がないと
「できない」
というレッテルを張りがちですが
その人にはその人のペースがあり

それが徐々にゆっくりになっても
本人が反応できるまで待ってほしいなぁ。

まあ、私は外部から来ているからそう感じるのかもしれないけど
でも、この感覚は忘れちゃいけんと思うのよ。

人の振り見て我が振り直せ

自分もそういうことをしていないか

しっかり見直していきたいと思います!

 

では、今日も元気にいきましょう!

 

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