おはようございます。
先日、ACP(アドバンスケアプランニング)の研修がありました。
前にも書いたので知ってると思いますが
ACPとは、意思決定支援と訳されます。
その人の本当の気持ち
譲れない部分を引き出して
一番大事にしたい希望を明確にしていくものです。
もともとは終末期医療の現場で始まったもので
今回の研修でも本人が本当の意思を明確にするために
その支援をする人が必要なんです。
でも、終末期でなかなか本当の意思と言われても
それを考える時間もなければ
伝える内容も、治療をするかしないかなど
厳しい選択を迫られるものばかりで
本当の意思とはかけ離れているものばかりです。
でも、以前からその人のことを知っていれば
「譲れないもの」
を明確にする支援ができるのではないか
ということを言っていました。
また、自分の本当の気持ちを話してくれるというのは
よほど相手のことを信頼していないと言えません。
信頼できる相手というのは
話しを聞いてくれる人。
批判も判断もせずに
ただ聞いてくれる人がいいのだと。
そうですね。
ついつい、何かを答えてしまおうとしてしまう。
そんなこと、相手は期待していないんですよね。
ただ、自分の話しを聞いてほしい。
聞いてくれるだけでいいと思っているんですね。
私たちはカウンセラーではありませんが
人の話をたくさん聞く仕事です。
常にその人が「こうなりたい」という気持ちを
引き出す聞き方をしなくてはなりません。
答えを出さず
批判も判断もせずに
ただ聴く
この、「聴く」ができるようにしなくては
と思った研修でした。
では、月曜日です。
今週も元気にいきましょう!