おはようございます。
昨日は主任ケアマネの更新研修について書きましたが、この更新研修を受けるときに事前課題を提出しなければなりません。
他の更新研修で出す課題は、受講者自身が作ったケアプランですが、主任ケアマネの更新研修で出す課題は自分のものではありません。
以前にも書いたと思いますが、主任ケアマネが指導した一般ケアマネの作ったケアプランを提出するようになります。
で、このケアプランですが、指導の前と指導の後の2つが必要です。
その他にも、指導内容を書いたもの、前と後のケアプランに連動したアセスメント。
モニタリング、評価票、課題整理総括表、支援経過、事例概要を提出します。
これらの提出物で何を見ようとしているのか?
そうです。
指導の前後で、どのようにケアプランが変わったのかを見ているのです。
主任ケアマネの指導を受けることで
今まで気付いていなかった問題点を見つけたり
視点が変わることでケアプランが変わったり
それによって自立に結びついたり、状態が改善したか?
と言うことを確認しています。
今回の主任ケアマネの更新研修には50人程度が参加しています。
これから毎年50人程度が受講すると思います。
ケアマネが仕事をするためには、5年毎の更新研修が必要ですが、この主任ケアマネの更新研修を受けることでその資格を満たしたことになります。
ですから、主任ケアマネを持っている人はこの更新研修を受けましょう。
受けるためには要件があります。
なかなか厳しい用件ですが、その中でこれなら目指せそうな要件があります。
県が認めた研修に、年間4回以上参加した年が2年あれば、更新研修の申し込みができるというものです。
あわせて考えると更新研修も、更新研修を受けるまでの研修も、どちらもケアマネの質を上げるために行うものだということが分かります。
介護保険制度ができてから随分たちます。
ますますケアマネの質を問われるようになっていくのだと思います。
日々の仕事で大変だと思いますが、頑張っていきましょう!